まさかの中止!残念…そして…。ボクたちの松本マラソン2018
昨年に引き続き、開催予定だった「第2回松本マラソン」。
僕たち真顔部ランニングチームは、この日の為に調整を続けていました。
猫娘ことあかざわみゆきは半年前から地道にコツコツ走り込みを。
今では毎日10キロを走るまでにライフワーク化していました。
メガネこと菅義良は1ヶ月前から糖質制限で7キロ絞り、大会3日前からは枯渇したグリコーゲンを一気に体内にため込むカーボローディングを実施。
二人ともコンディション、モチベーション共にほぼ完璧。
それだけではありません。
応援してくれる人たちから一目で分かるようにデカデカと名前が分かるドライメッシュTシャツを揃えました。
色もカラフルな赤、黄色、ピンク。
さらにさまざな企業からモニターとして、商品を提供してもらっていました。
例えば足に巻くサポーター、体に貼る天然鉱石シール、移動中に使える携帯枕、などなど。
まさかの…!
2日前からは台風直撃の予報が。
前日の午後はかなりの雨。
開催はどうなるのか?と思いながら小まめに天気予報をチェックしていました。
予報では当日の朝から昼過ぎまでは影響がなさそうでした。
大会ホームページでも事務局の判断は「大会中は影響がないので開催に向けて準備中」とのこと。
ところが…!
午後7時の公式発表ではまさかの中止…!
この大会を心待ちにしていた僕たちは呆然…。
メガネと大西は絶っていた酒をあおり、猫娘は丸くなってフテ寝。
あぁ~~あ。
…
まぁ…でも仕方ないよな…。
でもなぁ…
なんだかなぁ…。
このやりきれない思いをどこにぶつければいいのか。
走ろう!
当日の天気は悪くないはず。
なら走ろう。
僕たちだけで!
大会は無くても走ればいいじゃないか。
この日の為に上げたモチベーションと貯めたグリコーゲンを吐き出すために。
ボクたちの松本マラソン2018
ということで当日、スタート地点の松本総合体育館からゴール地点の陸上競技場まで走ることにしました。
まずはゴール地点の陸上競技場へ車を停め、シャトルバス替わりの「あかざわ号」を待ちます。
そこから3人でスタート会場へ向かいます。
スタート会場である松本総合体育館の広場は閑散としていて、昨年の人混みが想像もできません。
昨年はここのトイレに長蛇の列ができていました。
事務局の人たちがいました。
間違って来る人への説明や、チップの回収のために受付にいます。
なんとも申し訳なさそうな顔で「今回はすみません…」と声をかけてくれました。
参加者よりも事務局の人たちの方が何倍も辛いはずです。
大丈夫です。仕方ないことですから
いよいよスタート!
スタート位置に来て気付いたのですが、僕ら3人はTシャツ、パンツ、シューズまで、それぞれのカラーでコーディネートされていました。
いい歳したファンランナーのクセに、そして大会でもないのにこの気合の入れよう。
なんか恥い…。
そしてスタート。
驚いたのが僕たち以外にもゼッケンをつけて走っている人がたくさんいたこと。
しかも、スタート位置ではグループが待ち受けてくれて「頑張って!」「いってらっしゃい!」とハイタッチ!
さらに途中ですれ違うランナーも声をかけてくれたり…。
皆、今日を楽しみにしていたからこそ得られる妙な一体感。
後で知ったことですが、このようになんらかの事情で大会が中止になった時に、個人的に走ることを
「残念走り」とか「残念ラン」と言ったりするらしく、結構たくさんの人がゼッケンをつけて走っていました。
こうして走り出した
ボクたちの松本マラソン、略して「ボクの松マラ」。
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