クラフトに興味のないオッサンが「クラフトフェアまつもと」に行ってみたら…。
「工芸の五月」というのをご存知でしょうか?
2007年に松本市でスタートし、松本と工芸の深い関わりに着目。
そこに新たなエネルギーを加えようという企画です。
毎年5月を「工芸月間」として、松本を中心に美術館、博物館、クラフトフェアなど70の会場で工芸の企画展が開かれます。
特に5月の後半に「あがたの森」で開かれる「クラフトフェアまつもと」には全国から陶磁、木工、染織、ガラス、金属、皮革などの作家さんが集い、作品を展示・販売します。
それを目当てにまた全国から工芸ファンが押し寄せる人気イベントなんです。
僕は松本に住んでいながら、まだ一度も行ったことが無く、なぜなら工芸品に興味がないわけで…。
陶磁器を見ても良し悪しがわからない鈍い感性の持ち主なわけで…。
食洗器にガシガシ突っ込んでも割れない、もしくは割れても気にしなくていい食器がいいわけで…。
ところが今年は、娘がなぜか行きたいと言い出し、クラフトフェア会場に行くことになってしまったのです。
ちなみに娘が行きたいと言い出した理由とは
友達の〇〇ちゃんが「おじいちゃんが出展するから私そこにいるから遊びに来てね!」と言ったから。
というクソしょうもない理由。
クラフトフェアに行って気付いたこと
肝心のクラフトに興味がないので、イベント全体で気が付いたことを書きます。
何かの参考にしてください。
まず、
広いです
とっても。
気軽な気持ちでぷらっと寄るものではなく、半日から一日かけてゆっくり見て回る、せっかちな僕のような人間には難しいタイプのイベントです。
あがたの森公園という広大な敷地全体にブースができ、ゆっくり見ようとすると相当時間がかかります。
他に予定ある日はやめた方がいいでしょう。
キケンです。
周辺道路は混みます
もちろん車も混みますが、人もぞろぞろと歩いて行きます。
近くにイオンモールがあるのでそこへ行ったり、そこから来たり、行ったり来たり…。
車道も人が歩いています。
キケンです。
松本駅からシャトルバスが出ているのでそれを利用しましょう。
車を停める所はありません。
キケンです。
食べ物はカレーが多い
フードブースはカレー屋さんがとても多かったです。
カレーフェアかと思うくらい。
どんなに食べて行ってもカレーの匂いにつられて、つい食べたくなります。
キケンです。
ナチュラル系の格好の人が多い
客層はさまざまですが、無地でシンプルなナチュラル系の服を着た方が多かったです。
キャラ物の靴を履いた子供や、キラキラ、ジャラジャラ飾った女子は行かない方がいいです。
キケンです。
酒は売っていない
そして衝撃の事実。
昼間の野外イベントですがビールは売ってません。
これはショック。
子どもが遊んでいる間、芝生に座り込んで青空の下でビールで飲もうと思っていたのに…。
売っているのは、なにやら体に良さそうな天然ジュースや、はちみつなんたら…。
オーガニックに興味のないオッサンは行かない方が良いです。
キケンです。
木を売っている
興味ある人は飛びつくのかもしれませんが、信州のそこらへんの川や、糸魚川あたりの海辺に落ちてる流木を30円とかで売っています。
そして買っている人が結構います。
同じく、そこらへんの山に落ちてるような木の棒も800円とかで売っています。
あんな棒が…
800円…。
キケンです…。
結論
当たり前ですが、クラフトに興味がない人が行ってはいけません。
ラーメンとビール好きのオヤジが行ってはいけません。
ちなみにクラフトフェアのある土日は「あがたの森」だけではなく市内中心部でもクラフトイベントをやっています。
伊勢町通りや大名町、メディアガーデンの広場など…。
こうしたところではお酒もたくさん売っているので、飲みたい人はそちらに移動すればいいと思います。
こちらは山賊焼きやらビールなんかをガッツリ売ってるのでとてもキケンです。
では来年も工芸の五月、「クラフトフェア」をお楽しみに!
もちろん変な顔の付いたTシャツの人もいません。