宝活第2弾 『松本城でマネキンチャレンジ!』

※宝活とは国宝活用の略。

 

2月12日(日)。宝活第2弾。
今回は、世界的にも大流行しているマネキンチャレンジに挑戦。

スポーツ選手や政治家など多くの著名人も挑戦しており
ネット上にはさまざまな動画がアップされている。

それを極寒の信州、松本城をバックに大勢でやろうという企画。

 

今年一番の冷え込みの中…

この日の朝の松本地域は放射冷却。
気温はマイナス7℃。
痛いほどに寒い夜明け前から準備が始まった。

着物隊はお城近くのレンタルスペースに5時45分に集合し着付けを始めた。

バー客用のスツール(足の長い椅子)を劇場ピカデリーホールから借りて運ぶ。

松本城公園にぞくぞくと集まる参加者。

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ロードバイク、ギター弾き、バイオリニスト、
Tシャルのランナー、クライマー、温泉客、
人力車、着物女性、サッカー少年、
バー、観光客…。

さらに、
それぞれが用意して来た、リンゴ、山賊焼き、そば、おやき…。

『松本』をギュッと凝縮したコンセプトだ。
お城をバックにこのコスプレをしただけでも価値がある。
見ているだけで感動すら覚える。

 

いざ本番…

立ち位置を決め、リハーサル。
あまりの寒さに参加者からは悲鳴にも似た声があがる。
耐え忍ぶ苦痛の表情。

いざ本番。
来ていた上着を全員脱ぐ。

肩を出したドレス、ランニングパンツ、浴衣…
どれも極寒の信州の外にいる格好ではない。

風が無かったのが幸いだが、息は真っ白、目の乾きは止まらない。

この状況の中で、2~3分をただ動かずに耐える。

時間も押し気味。
一般の通行人が増えてきた。

勝負のワンカット。

カメラが順番に舐めるようにマネキンキャストを縫っていく。
アップで撮られているときには、瞬きできないという緊張感。

乾いた冷気は容赦なく目を乾かせる。それでも瞬きを必死で耐える。

そして、

まさかの一発OK。

みんなでプレビューをみる。
拍手が起こる。

そしてこちらが実際の完成動画↓



この音楽は、別記事で紹介するが、真顔部員のアマチュアバンド「count up」が「全力中年」をテーマに作ったオリジナル曲。

参加者だけじゃなく、多くの人たちの温かい協力の元に成り立ったマネキンチャレンジ。

何の意味があるのか?という人もいるだろう。
だがみんなが楽しめたことには変わりはない。

私たちのずっとそばにある宝、松本城で皆の心が一つになった。
この思い出こそが大切な物なのだと感じた。

 

松本城での『宝活』に興味のある方はぜひ、真顔部へお問い合わせください。