SNS時代の必須技術!プロが教える「自撮り」テクニック

2017年6月15日

今やモデルやタレントじゃなくても自身をカッコよく、美しく撮ってSNSに投稿するのが日常となっている。

しかし、イマイチ自撮りが苦手だという方も多いのでないだろうか。

SNS全盛時代。正しい自撮り方法を学ぼう。

 

まず構図から

 
自撮りは自分だけではなく、他の人やモノ、背景も一緒に写したい時が多いはず。

自分だけを正面に撮りたいという場合は除いて、大体フレームの左右どちらかに立つことなると思う。

フレームの左側に写りたい時は右手で持つ
フレームの左側に写りたい時は右手で持つ

まずは基本的な左右の構図を撮っていこう。

構図が決まれば、必然的にスマホを持つ手も決まる。

自分がフレームの中で左側に写るのであればスマホは右手で持ち、右側に写りたいのなら左手で持つことになる。慣れないうちは利き手の方が無難。

始めのうちは利き手に合わせて構図を決めた方がいいだろう。

 

肝心なスマホの持ち方

 
まず手のひらにスマホを載せる。

この時、中指と薬指でスマホを下から支え、人差し指と小指でスマホを両サイドから挟み込む。

指の付け根あたりから載せる
指の付け根あたりから載せる

この状態で手のひらを下に向けてもスマホがグラつかないようにしっかりホールドしよう。

裏側から見たところ
裏側から見たところ

慣れてくれば、かなり安定するはずだ。

大事なのは親指が自由に動くこと。

実際にシャッターボタンを押すのは親指だからだ。

シャッターボタンは親指で押す
シャッターボタンは親指で押す

初心者がやってしまいがちな間違いとして、スマホを画面側から持ってしまい、人差し指でシャッターを押そうとすることです。

人差し指では押しづらい
人差し指では押しづらい

これではスマホが安定しない上に、長い人差し指を窮屈に曲げてシャッターボタンを押さなければならない。

親指以外の4本の指でしっかりスマホを持てれば、シャッターを押すのはとても楽になる。

ここまでで、基本的かつ最も重要なポイントとなる「自撮り時のスマホの持ち方」について理解していただけただろうか。

 

足と重心

 
まず正面を向き、足を肩幅に開く。

背筋を伸ばし楽な姿勢で立つ。

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次に、持ち手と反対側の足を外に開く。

角度は78~81度の間になるよう。

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スマホを構えると、どうしても持ち手側に重心が傾きやすくなる為、両足に均等に体重を載せるように注意しよう。

実践では地面の傾斜や路面状態など、さまざまな環境で自撮りすることになる。

どんな状況でもグラつかないように基本姿勢をしっかりマスターしておこう。

 

手の角度

 
スタンスが固まったら、スマホを持った手を水平位置まであげる。

この時、肘をしっかり伸ばすように。

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これが基本ポジションとなるが、背景に入れたい風景によっては腕をもう少し上げたり、下げるなどして調整する。

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この時も肘を曲げないように注意しよう。
 

腕と胸の角度で写真の印象が変わる

 
顔をカメラに正対させるには腕を開く角度が重要だ。

上から見た時、胸と直角が理想。

横向きに角度をつけて撮りたい時には手首で調整する。

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以上の事から分かるように、自撮りにおいて腕と姿勢は非常に重要なポイント。

 

腕の長さ、柔軟さが自撮りの出来を左右すると言ってもいいかもしれない。

普段から腕や手首のメンテナンスを怠らないようにしよう。

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初心者がやってしまいがちなミスととして、モニター目線がある。

これはついスマホの画面を見てしまい、実際のレンズに視線が合っていない為に起こる。

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視線がズレている

視線が合っている
視線が合っている

 

印象的な自撮りをするにはカメラ(レンズ)をしっかり見据えて撮ることが大切だ。

寸前までは画面をチェックし、シャッターを押す間際に、さっとレンズに視線を合わせる。

 

実際に撮ってみて明日からの自撮りの完成度を高めてみてほしい。

 

便利なアイテム

 

最後に自撮りをさらに楽しく、そして表現の幅を広げられるアイテムを紹介しておこう。

自撮り用スーパーワイドレンズ。

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これなら手の短い方でも広い範囲を写し込む事ができる。

しかも100円ショップで手に入る。

ぜひバッグに一つ入れておきたいマストアイテムだ。

 

素敵な自撮りライフを満喫してもらいたい。