真顔劇場への道(15)~前日準備


 
8月17日。

紆余曲折あった劇場企画もついに前日になりました。

本番がお盆明けだったのでお盆中はメンバーそれぞれ多忙。

追い込みの稽古や準備もままならないまま、ついにあと1日。
 
 

仕込み作業

 
その日は18時集合。

来れた人から劇場の仕込みを手伝います。

客席をどかし、平台を設置。ここがお茶の間になります。
 
 
 
照明を吊り込みも初めての経験。

裏方全般をやってくれる上土劇場支配人・永高氏の指示でつぎつぎと照明が。

裏方を手伝ってくれるカーリーや良さんも働いてくれました!

今回はディスコタイム用にムービングライトにミラーボールまで用意。
 
 
看板屋の宮ちゃんが例の真顔看板を設置しに来てくれました。
 
 
さらにLEDライトまで!
これで闇の中でも真顔の字が目立ちます!
 
 
しかし宮ちゃんはさすがに現場人。

あっという間に看板を設置し、次は中のミラーボールもあっという間に付け、用事があるからと颯爽と帰っていきました。

ステージ上では、照明音響のセッティングが「タマッシー」のライブ用に進んでいます。

音響や照明のセッティングはいろいろな調整が必要で時間がかかる作業。
 
タマッシー  
予定では8時頃から通し稽古をする予定だったのですが、照明の準備が思うように捗らず、気が付けば9時近く。

とりあえず、ステージ上は使えないのでロビーで稽古をします。
 
 
 

忘れていた大切なコト

 
この段階までまったく気が付かなかったのですが、今回の公演には裏方スタッフが、音響と照明のオペしかいない…。

そうなんです。

ステージの進行をするべき舞台監督がいないんです。

本来なら公演全ての流れを把握して、仕込みから本番中の転換まですべてを統括する舞台監督がいないと成り立たないのですが

それがいない…。

肝心の大西はほとんど出ずっぱり。

永高氏も音響照明で手いっぱい。

急遽、メンバーのマユミにすべてをお願いすることに。

全体の流れを頭に入れてもらって、転換、小道具の準備、BGM、照明のきっかけ、各キャスト、オペレーターへの指示と連絡…。

これを全てお願いする事態に…。
 
 
自分の頭の中にしか入っていないことを、一日前に女性一人にお願いするという暴挙。

この時点では、転換時のキャストの動きも曖昧。

誰がいつどこから登場して、どこにハケる、小道具がどこに置いてあってどこにどのタイミングで出す…。

こんなことすら決まっていなかったんです。

マユミ氏、一生懸命、自分なりに考えて整理して調整してくれました。

本当に申し訳なかったです…。
 
 

やっと通し稽古

 
仕込みが全て終わり、ステージ上で通し稽古をスタートできたのが10時近く。

そこからコントの流れとライブの練習。
 
 
 
終わった時はすでに0時を過ぎていました。

驚くことに、実はこの時がフルメンバーで稽古をした初めての機会だったのです。
 
 
本番前日にしてこのバタバタの騒ぎよう。

つくづく計画性の無い主宰者のもと企画をやるのは大変です。

果たしてこんな状態で次の日の本番を迎えられるのか??
 
 
しかし、この日までいろんなことがありすぎたこの企画…。

この時の素直な心境を言わせてもらうと

「明日でやっとすべてが終わる…」

でした。
 
 
次は本番前…。
 
(つづく)
真顔劇場への道(16)~本番前