長野県最強のパワースポット「四柱神社」で本当のコトを聞いてきた。


松本市大手、女鳥羽川の北にある『四柱神社』


ここは天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の四つの神様が祀られており、
商売繁盛、学業成就、家内安全、健康寿命の全てを叶えてくれるとされる。

長野県の神社の中でもっとも願いが叶いやすいパワースポットなのだ。

 
四柱神社の詳細案内、周辺スポットなど
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四柱神社

 
ところでこの『四柱神社』

そもそも何と読めばいいのだろうか?

読み方をはっきりさせたい。

しちゅうじんじゃ?
よんばしらじんじゃ?
フォーチュージンジャー?

 

地元の人々の間では「よはしら派」「しはしら派」が多いようだ。
今はまだ、大した事件にはなっていないが、近いうちに大きな抗争に発展するのは明らかだ。


派閥争いに巻き込まれるのは御免被りたいが、グレーなままにしておくのは男女問題でもご法度。
ここらでしっかり決着をつけ、争ごとの芽を摘んでおきたい。

問題の『四柱神社』に行って原因をはっきりさせよう。
 
至急現地に向かった。


 
社務所の受付でカワイイ巫女さんがいたので声をかけた…いや、厳しく尋問してみた。

今回はあえて「しはしら派」を装ってみた。

派閥のハッキリしない人間は結局なんの情報も得られないからだ。


――あの~、こちらの神社は「しはしら神社」ですよね?

『よはしら神社です』

――しはしら神社とも言いますよね?

『いえ、よはしら神社です』

――しはしら神社では断じてないと?

『はい、よはしら神社です』

――しはしら神社と呼んでいる人がいるのはナゼなんですか?

『ここは「しんとう(神道)」とも呼ばれています。そのためいつしか「四」を「し」と勘違いされたのでしょうね』

――ではまったくの濡れ衣だとおっしゃる?

『そうですね。よはしら神社ですから』
 
 
なるほど…。
完全に「よはしら派」の息がかかっているようだ。
 
 
若い巫女さん一人に聞いただけで引き下がるほどアマちゃんではない。
 
 
私は、社務所に併設されているカフェへと向かった。


ここは境内のカフェらしく、ぜんざいや甘酒、あんみつなどの甘味が楽しめる。

中に入るとカウンターに渋いマスターが。

コーヒー淹れてもらう間に話しかけてみた。

 

――あの~、こちらの神社は「しはしら神社」ですよね?

『よはしら神社だよ』

――しはしら神社とも言いますよね?

『いや、よはしら神社だね』

――しはしら神社では断じてないと?

『うん、よはしら神社だから』

――しはしら神社と呼んでいる人がいるのはナゼなんですか?

『ここは「しんとう(神道)」とも呼ばれているから。そのせいか「四」を「し」と勘違いしたんだろうね』

――ではまったくの濡れ衣だとおっしゃる?

『そうだね。よはしら神社だから』
 
 
なるほど…。
マニュアル化されているのかもしれない。

こちらのマスターもこの神社の関係者。身内の証言だけでは確証は持てない。

 
丁度、慣れた所作でお参りをしていた地元の方らしき年配の女性が。

やはり外部の方にも話を聞かなければ。

思い切って声をかけてみた。
 
 
――あの~、こちらの神社は「しはしら神社」ですよね?

『え?ここ?しんとさん』

――しはしら神社とも言いますよね?

『わたしらはずっと「しんとさん」って呼んでるよ』

――しはしら神社では断じてないと?

『ここいらの人は皆「しんとさん」って言ってるの』

――しはしら神社と呼んでいる人がいるのはナゼなんですか?

『ここは「しんとさん」だよ。あはははは!』

――ではまったくの濡れ衣だとおっしゃる?

『しんと祭りはね秋にあるからね!』
 
なるほど…。
 
 
四柱神社を地元で呼ぶときは「しんとさん」にしようと思う。


 


ということで正式名称は「よはしら」神社である。

由来は、天之御中主神(あめのみなかのかみ)・高皇産霊神(たかむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすびのかみ)・天照大神(あまてらすおおみかみ)の四柱をまつっていることによる。
 
 
ちなみに…

10月1日から3日までは「神道祭り」がある。

多くの松本市民はこの祭りを「しんとう」祭りではなく、親しみを込めて「しんと」祭りと呼んでいる。

その昔、神道祭りは1市4郡、つまり松本市と東筑摩郡・西筑摩(木曽)郡・南安曇郡・北安曇郡の祭りといわれるほどの規模だったそうだ。

四柱神社
昭和初期の四柱神社

天神祭りが屏風祭りと呼び習わされ店を休んで人呼びをしたのにたいし、

この神道祭りはどこの店も売り上げに精を出す商売の祭りだ。

1日の宵祭り、2日の本祭り、3日のあと祭りの3日間は

今とは比べものにならないほど神社周辺、松本の街中は人出だったとのこと。

この時期、松本の小学校では、村の小学校の稲刈り休みにたいし、商事休みというものがあったそうだから、まさに商売の祭りだったのだろう。
 


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大西 祐次郎

プロ真顔ニスト、真顔評論家、真顔ニスト講師、真顔アーティストなど、さまざま真顔活動を通して真顔を広める。 真顔で世界を変えるべく、日々真顔の研究を続けている。