城下町・鷹匠町に蘇るタカ!『国宝松本城と鷹狩り』開催

2017年11月17日

この記事の内容
1.松本市鷹匠町の由来と取り組み。
2.2017年11月19日(日)に「国宝松本城と鷹狩り」イベントが行われる。
3.おもてなし隊による剣劇、和太鼓、舞などの新演舞が行われる。
 
松本城西北に位置する旧町名「鷹匠町」。

城外武家屋敷の一町名であり総堀の外、現在の開智1丁目にあった。
 
 
江戸時代、鷹匠や、その部下である餌差が住んでいたことからこの町名がついたという。

鷹匠はもともと江戸幕府の職名で、将軍の鷹を訓養し鷹狩に従事する役。
 
 
 
江戸時代は盛んに鷹狩が行われており、多くの藩も鷹を訓養する鷹匠(鷹師)と、その部下の餌差を抱えていた。

餌差とは鷹の餌となる小鳥をモチ竿で捕らえる人のことだ。


 
松本市は昨年から、この「鷹匠町」にちなみ、タカを操る「鷹匠」の育成をしている。


かつて鷹匠役の武士が住んだ鷹匠町は、現在は住宅街となり面影はないが、鷹狩りの文化を復活させることで、市民や観光客に城下町の歴史を知ってもらうきっかけにするつもりだ。


 

松本城の北西

 
育成プログラムを手掛ける団体の協力を得て、2021年度ごろまでに育てる計画だという。

 
 
そしてなんと…
11月19日(日)
松本城本丸庭園でのイベント『国宝松本城と鷹狩』が開催される!

『国宝松本城と鷹狩』

江戸時代に武家の礼法として受け継がれてきた鷹狩の文化に親しむため、鷹狩の実演が開催される。
 
松本城天守を背景に行われる日本伝統の技を楽しみたい。

当日は本丸庭園までは入場無料(ただし天守入場は有料)

【開催日】
11月19日(日)
【開催時間・場所】
鷹狩の実演 10:30~正午
国宝松本城本丸庭園
※雨天中止

古式放鷹術(鷹狩)の実演
時間:午前10時30分~正午
会場:国宝松本城 本丸庭園
実演:諏訪流放鷹術保存会
 
ちなみにこの鷹狩りの披露時には、他にも松本城らしいサプライズイベントがある。

以前書いたこちらの記事の「おもてなし隊」の新演舞がついに披露されるのだ!
 
 
【特別演舞『小笠原牡丹』披露】
日時:2017年11月19日(日)14:00~(約20分間)
場所:国宝松本城本丸庭園
 
告知ムービーもご覧ください!↓↓↓

 
これから松本のインバウンドを盛り上げる彼らに要注目だ!!