人気のポークステーキ「東京トンテキ」に行って思う、松本市の洋食。

2017年10月23日

信州松本の食べ歩き男が東京の外食チェーンを巡る。
 
以前から気になっていたポークステーキの店「東京トンテキ」に行ってきた。


平日の13時半。
東京トンテキ渋谷店に到着。
お昼ピークは外したつもりだったが2階の入り口から、下の階段まで行列ができている。


話題になったのはかなり前だったが、人気は衰えていないようだ。

普段はこんな行列なら諦めるのだが、時間があったので待つことに。
意外と回転が早く、10分ほどで、案内してくれた。


店内はジューーっという肉の焼ける音、そしてソースのいい香りが漂う。思わず唾が溢れる。

スタッフは全員、白いコック帽にコックコート。
洋食屋のイメージなのだろう。

意外と女性客も多く、両隣は女性のお一人様だ。

メニューはもちろんトンテキがメイン。
辛そうな赤トンテキや、ポークジンジャー、ハンバーグなどもある。
腹が減っていたことと、SNS映えを狙って大トンテキ定食を注文。
肉は300グラム。

久しぶりの東京で結構歩いたので、カロリー消費は問題ないはずだ。

注文して五分ほどで運ばれてきた。


デカイ。
そして熱々。

売りは「ひと手間かけた柔らかさ」。
低温のラードでじっくり熱することで旨みを閉じ込め、フライパンでこんがりと焼く。


そしてオリジナルのソースを絡める。

フォークで刺してみる。

うん、たしかに柔らかい。
ポークステーキをそんなに普段食べないので何とも言えないが。

味は旨い。ソースもコクがあるが意外とあっさりしていて、くどくない。

ただ…

行列に並んでまで食べなくてもいいのではないか…。

これなら松本の老舗洋食屋「時代遅れの洋食屋 おきな堂」のポークソテーの方が正直旨い。

創業80年以上の老舗の洋食店『おきな堂』



おきな堂のポークソテーも分厚く食べ応え十分。
こちらは安曇野産の豚を使用し、リンゴソースをつけて食べる。
ハッキリ言ってメチャクチャ美味い。

申し訳ないが個人的には前述した東京の店より数段上だと思う。

行列に並ぶことなく、ゆったりと上質なスペースで頂ける。

もしこの記事を読んでいる方が、松本にこれから来られるのなら、是非「おきな堂」のポークステーキを食べに足を運んでもらいたい。



松本の洋食レベルの高さを実感していただけるはずだ。
『時代遅れの洋食屋 おきな堂』
■住所/長野県松本市中央2-4-10
■時間/平日・土曜 / 午前9時〜午後3時、
午後5時30分〜午後8時30分(L.O 午後8時)
日曜・祝日 / 午前9時〜午後6時30分(L.O 午後6時)