体に悪い?仕事終わりのお酒。ストレスとアルコールの意外な関係

2018年9月20日

1人で酒を飲む

 
仕事が終わった後の一杯!最高ですよね!

その日に溜まったストレス解消のために一杯ひっかけて帰る、という人も多いでしょう。

お酒を飲むと人生が
ちょっと待ってください。

実はストレスが溜まった時、すぐにアルコールに頼ってしまうのは逆効果なんだそうです。
 
 

ストレス体験の直後に飲むのは危険!

 
ストレスをコントロールする手段として、アルコールは効果的ではないと言われています。

アルコールがストレスに対して与える影響は、アルコールを飲むタイミングによって変わってくるのです。
 
禁酒すると  
 
ストレスを感じた後にアルコールを摂取すると、体内の「コルチゾール値」が抑制されるそうです。

コルチゾールはストレスの対処に必須の物質で、この物質の分泌が抑制されると、正常に分泌された時と比べて、

緊張感が長い時間残ったままになってしまいます。
 
 
またアルコール依存症の人は、身体がストレスにうまく対処できないのをカバーするために、少しずつ体内のコルチゾール濃度が上昇していくそうです。
 
お酒をやめると人生が  
 
アルコール依存症ではない人たちは、再びアルコールを摂取しなければ、上昇したコルチゾール値が時間が経つにつれて正常に戻ってきます。
 
アルコールで本当にストレスを解消したいのなら、「飲む前に」ある程度気持ちを落ち着かせてからのほうが効果的だそうです。
 
 

気分転換に最適な「お酒」の力

 
直後ではなく、ある程度気持ちにゆとりをもってからお酒を飲めば、仕事疲れや人間関係のストレスを軽減し、とても良い気分転換になります。
 
お酒を飲むとストレスが  
 
お酒を飲むと楽しいですよね。

それは楽しさや心地よさを生み出す「ドーパミン」や、不安や恐怖などの感情を抑える「セロトニン」が分泌されるからです。

このようなお酒の効果が人間関係や仕事疲れを解消し、

精神的なストレスを緩和して、楽しく生活をしていくのに役立ちます。
 
 

一人酒がおすすめ

 
大勢で飲むのもいいですが、たまには一人で飲むこともおすすめします。

一人でお酒を飲むと、お酒の効果で心地よい状態になり、日常の人間関係や仕事について、自分のなかで考えをゆっくり整理することができるのです。
 
1人で酒を飲む  
瞑想とは少し違いますが、リラックスできる時間をゆっくり持つことはとても大切ですね。

だからといって深酒は禁物です。

お酒を飲み過ぎると二日酔いになり、仕事の生産性が著しく低下してしまいます。
 
お酒で人生  
 
また、お酒は依存性が強い飲み物です。

毎日飲まないと気が済まない人もいます。

飲み過ぎるとアルコール中毒になってしまう他、肝機能の低下などの健康被害をもたらすこともあります。

お酒を飲む場合は適量を心がけ、酔い過ぎないにように注意することが、中年を謳歌する最善の方法ですね。
 
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