カップうどんのお揚げで「いなり寿司」を作ってみた。
意味のない事に夢中になっていた無邪気な少年時代。
あれから数十年。
いろんなしがらみに縛られ、自由を無くしてしまったミドル。
だからこそあの頃の好奇心をもう一度呼び起こしたい。
いい年した大人が、どうしてもやりたかったことにチャレンジする無駄企画。
今回は、誰もが一度は夢見たであろう願望…
『カップうどんのお揚げで、いなり寿司を作ってみたい!』に挑戦。
用意したのは、「赤いきつね」。
「どん兵衛きつねうどん」と迷ったが、やはり昔から変わらない「赤いきつね」のの縮れた麺と、あの粉末スープのファンなのだ。
手順を説明しよう。
普通にお湯を入れ、出来上がるのを待つ。
ちなみに、この手のカップはお湯を入れた後、紙のフタを戻し、やかんの底でアイロンのように押さえつけると、熱で再圧着できる。(豆知識)
でき上がったら、お揚げをを別皿に取り出す。
お揚げにしみ込んだつゆを絞る。
手で絞ろうとしたが熱くて無理だった。
包丁で二つに切る。
断面から丁寧に袋状に開く。
非常に薄いので破けないように慎重に開く。
俵型にした酢飯を中にいれる。
(酢飯はこのために作るのは大変なので「すしのこ」などで楽に作ろう)
完成。
見た目は完全にいなり寿司だ。
上手くいけば二つ出来るはずだが、一つは開く工程で失敗してしまった。
食べてみる。
これは…
完全にいなり寿司だ。
赤いきつねの美味しくて甘いダシが、お揚げにしみ込んでおり、十分いなり寿司として通用する。
我ながらよくできた。
うどんの付け合わせと言えば「いなり寿司」。
是非試していただきたい。
いなり寿司を作るのに夢中になっている間に、うどんが伸びてしまったのは言うまでもない。