42歳オッサンが泥になるまで飲んでみた…。
8月下旬。
信州の短い夏も終わり、風は初秋の香り。
夏の最後の思い出作りは子供たちだけではない。
オッサンたちもオッサンなりにオッサンの夏を締めくくりたい。
ということで企画したのが、
『耐久飲み会~オッサンが泥になるまで飲んでみた!』
メンバーは厄年のオッサン二人。
平日にわざわざ休みを取り、昼間から飲む。
まずは家の庭で外飲みスタート。
水曜日の昼下がり。
家事に勤しむ、近所の奥様達の冷たい目線をよそに、陽気に乾杯!
明るいうちから飲むビールはどうしてこうも旨いのか。
(ちなみに一人は、ここ三カ月禁酒しており、ひさびさのアルコール)
開始2時間。
ちょっとした飲み会ならそろそろお開きにする頃だ。
順調に飲み進める。
だいぶ酔いが回ってきたのか、声もデカい。
開始4時間。
残暑に耐え切れず、室内へ。
ちょうど甲子園の決勝戦が行われている。
健全な球児の、汗と涙が流れ落ちるのを眺めながら、
不健全なオヤジ達が、酒と脂を流し込む。
もうどれくらい缶やビンを空けたか分からない。
開始から6時間。
場所を変え、近所の店に移動する。
信州最強のラーメンチェーン「テンホウ」。
自慢の餃子をつまみに生ビールを流し込む。
餃子がうまい。
さらに追加。
餃子が止まらない。
生ビールも止まらない。
毒舌も止まらない。
開始8時間。
4次会と称し、コンビニで買い飲み。
いい年したオッサンたちが店前に座り込み冷酒をあおる。
家の近所のコンビニで。
すでに泥になりかけている。
開始10時間。
歩き飲み開始。
田舎の農道は真っ暗だ。
気が付けば一人が側溝に顔を出し、リバースしている?
もはや泥だ。
車に轢かれても不思議ではない。
開始11時間にして、タオル投入。
やはりミドルにはこれが限界…。
本当はこのあと河原で焚火をしながら夜を明かす予定だったが、たどり着けず…。
リベンジを誓った。
久しぶりに飲んだ酒は旨いというよりキツかった。
ビールの5%でもキツい。
そしてやはり次の日、恐ろしいほど体がダルイ…。
体に力が入らない。
酒はほどほどに…。
身をもって実証できた。