オッサンがパンツを辞めて「ふんどし」にしたワケ。

「好きなパンツの色は?」
「今日わたし、勝負パンツ!」
「パンツ見えるよ!」

パンツ限定で話を進めてはいけない。

何を隠そう私は1年半前からフンドシ生活を続けている。

いわゆる「卒パンライフ」だ。

もともと足の裏や、ワキ、股に汗をかきやすい体質。

夏場は非常に蒸れる。

仕事中もおしりから股にかけて汗をかくため、椅子の上にタオルを敷いていた程だ。

おまけに敏感肌。腰のゴムはもちろん、足の付け根部分に当たる縫い目でも擦れると痒くなる。

仕事中に股が痒くなると大変だ。

股といっても足の付け根の鼠径部(そけいぶ)というところ。

何もやましいことはないのだが、いくらなんでも足を開いてボリボリ掻くわけにもいかない。

トイレに行って、隠れて掻いていた。


それが「ふんどしライフ」になってからというもの

股がまるで信州の高原のように乾いた風が通るようになった。

ふんどしの効能はそれだけではない。


いくつか挙げて行こう。

まずふんどしはゴムによる締め付けがない。
前述した鼠径部(足の付け根)、そして腰。

さらに、ボクサータイプのブリーフなら太ももの上部も締め付けられている。
生地部分の通気性しか得られない。
これではパンツの中はまるでサウナだ。

「蒸れる男」としては換気窓が必須なのだ。


鼠径部には太い血管が通っている。
その部分の締めつけがないため、リンパの流れや血行が良くなり、下半身の冷えも改善される。

特に女性の場合は腰周りが大事。
ふんどしにすることによりさまざまな効果が期待できるという。


・生理痛や生理不順
・むくみ
・下半身の冷え
・下着によるかぶれや黒ずみ
・便秘気味
・不眠改善
・イライラ改善
・カンジダ症予防…etc


とにかく、一度ふんどしライフにすると、パンツによるストレスがいかに大きいかがわかる。

普段パンツの締め付けに慣れてしまっているだけで、ゴムにより1日中、体を締め付けていたことが実感できるはずだ。

本来ノーパンが体に一番良いのだろう。

ふんどしなら限りなくそのノーパンに近い状態で日常を過ごせるのだから、体に悪い訳がない。

腰は体の要。

下着は一番大事な部分に付けるモノ。

当たり前のようにパンツをはくのではなく、もっとしっかり考えて選ぶべきではないだろうか。

心身ともにリラックスできる「ふんどし」

あなたも卒パンライフで、美ヶ原高原のような爽やかなココロと股間を手に入れてみないか。