GOOD OLD LAND(安曇野)|森の中のオーガニック甘味処は圧倒的非日常空間。

安曇野 GOOD OLD LAND

再び、安曇野ドライブにやってまいりました。

このあたりは学者村と呼ばれている地区。

安曇野 学者村
別荘などの分譲地なのですが、

もともとの始まりが大学の林間施設用地の取得だったため、自然と大学関係者の間に口コミとして広がり、自ずと大学関係者の方が別荘地などを利用することになり、自然と学者村という名前になったそうですね。

別荘分譲地なので、学者村という名前がついておりますが、別に学者さんじゃなくても購入できますのでご安心を。

安曇野 学者村
さらに奥へと入っていき、左折。

あえて舗装されていない道を森の中へと入っていきます。

森の中で立ち往生してしまうかと思いながらも、勇気をしぼってさらに奥へと。

GOOD OLD LAND
なんというところへ来てしまったのでしょうか。

どこかで引き返さなければと、思っていると、駐車スペースが。

中房川のほとりにそこはひっそりとありました。

カフェ。

Good Old Land

GOOD OLD LAND
こんなところにこんな素敵な庭のあるカフェが。

周りを木々が囲み、

まるでおとぎ話の中で突然迷い込んだ楽園のよう。

庭の中には噴水があり、その周りにベンチなどがあります。

GOOD OLD LAND
大きくて、重い扉を思い切って押します。

アンティーク調で、西洋風なオーナメントから和風な飾りまで混在。

それでいてすべてが調和している。

GOOD OLD LAND
ここはオーガニックの甘味処なのです。

まず飲み物と甘味をオーダーします。

天然氷を使った白玉入りの氷菓子「あるぷす」は、青餡と赤餡を選べます。  
飲物付で1250円。

GOOD OLD LAND
温かいお汁粉の「湯けむり」も青餡と赤餡があります。
こちらは、飲物付950円 単品600円

白玉・餡共に、オーガニック原料を用いて手作り、あるぷすには松月氷室の天然氷を使っているそうです。

サービスで一人ひとつ胡桃をいただけます。

それを石で自分で割ってつまめるのですが、

GOOD OLD LAND
これがなかなか難しく、きれいに割れませんでした。

飲み物や甘味が出てくる間も、庭を歩いたり、調度品を眺めたりしてゆっくりと過ごします。

せわしない暮らしのことを忘れて、ただただぼーとしていたい気分。

GOOD OLD LAND
まず運んできてくれました、「あるぷす」。

すごい!

真っ白な綿あめのようなフワフワのかき氷。

天然氷のあるぷす
その下には餡と白玉が入っています。

天然氷は冷たいですが、きめが細かく、スーっと口に溶けてなくなり、

雑味のない味。

底には青餡(大豆の餡)。

天然氷のあるぷす
やさしく、上品な味わい深い甘さ。

白玉はつるりとなめらか。

おいしい。

お汁粉の湯けむりも奥深くほっとするやさしい甘味。

ゆけむり
添えられていた薄いせんべいのようなお菓子を合間につまむと、塩加減が絶妙に調和。

上品な甘さを引き立てます。

飲みものも運んできてくれました。          

「有機 珈琲SP エルサルバドル」

有機 珈琲
鉄瓶に入っていて、木のカップに移して飲むのですが、

その容器がすべてデザインが違うのです。


そういえば、ここの椅子などもよく見るとすべて違う椅子。

同じものが一つとしてない。

なるほど。たしかに自然界では同じものは一つとしてありません。

こうったところにもオーナーさんたちの有機的な思考が現れていますね。
ご家族でやられているそうですが、
このお店、建物は基本構造だけプロに作ってもらって、後は建物、庭などご主人によるDIYだというから驚きです。

もともと東京で飲食業をされていたそうで、DIYはYouTubeなどを見ながら、やっているのだとか!

器用さと根気とYouTubuがあれば何でもできますね!


ご主人も爽やかで精悍な方でしたが、奥様がまた驚くほど美人で優しい笑顔の素敵な方。

まるで西洋人形。

小さなかわいいお子さんの姿も、チラチラ見え、映画に出てくるファミリーを見ているかのよう。

それにしてもこの圧倒的非日常感。

鳥の声や、木々のざわめき、水のせせらぎ、緑の木漏れ日。

そよぐ風、森の薫り。

時間が止まったかのような空間。

ここは本当に今まで僕たちが存在していた現代なのでしょうか。

パラレルワールドなのかもしれません。

ジブリ映画に出てきそうな世界です。

お勧めスポットですが、行くのに少し道がわかりにくく、道も整備されていない部分もあるので、心してお出かけください。

そんなこんなで安曇野有明、学者村にあるオーガニックで非日常感を味わえる、お話の中のようなお店でした。

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It is an Organic Japanese Sweets & Green Workspace in the Azumino forest.
Natural ice, enjoyed from the Heian period
Bean paste, back to the Azuchi-Momoyama period
Sweets from oblivion
Dreaming the ancient times

 

GOOD OLD LAND
https://goodoldland.com/eng.html
所在地 Location 長野県安曇野市穂高有明7542−85
Hotaka Ariake, Azumino City, Nagano Prefecture 7542-85
今回食べたもの ・あるぷす(ALPS:shaved ice)
・湯けむり(YUKEMURI:bean paste & mochi (Sweet soup)
※2019年7月時点の個人的な食べ歩き記録ですので、情報が異なる場合がありますがご了承ください。
※詳しくはお店に直接お問い合わせください。