とにかく芋が好き!嬉し楽し美味しい「いもいもらんちゃん」

諏訪市にある焼き芋カフェ「いもいもらんちゃん」へ。
上諏訪駅から南へ1km。
住宅街にあるごく普通のアパートの一階にオシャレな間口のお店が。
ここは、とにかく芋が好きなので、毎日のように芋を食べ、みんなと一緒にその美味しさ分かち合い、芋で自分もみんなも幸せになりたい!
という熱い芋への情熱を持っているオーナー、その名も「こいも」さんの焼き芋屋さんだ。
焼き芋といえば軽トラのおっちゃんをイメージしてしまうが、「いもいもらんちゃん」はとにかくカワイイお店。
中は外のアパートの外観からは想像できないオシャレな異空間。
まるで自由ケ丘あたりにある小さな雑貨屋さんのような雰囲気だ。
メニューも焼き芋だけではなく、
「焼き芋ラテ」、「さつまいも甘酒」などのドリンクや、日替わりの「おいもご飯」など、芋好きにはたまらないメニューがいろいろある。
もちろん芋にはこだわりがあり、わざわざ大分や熊本、徳島から取り寄せている。
それをアパートの外通路にある洗濯機のように置かれた焼き芋機械で丁寧に焼く。
ホクホクねっとり、なんとも優しい味の焼き芋。
美味い。
これが芋本来の甘さなのか。
続いてサツマイモを揚げた「ポクポク揚げさつま」を食す。
なんとも香ばしく、楽しい食感。
子どものオヤツにはもちろん、ビールにも合いそうだ。
特筆すべきはこの店の雰囲気。
オシャレな女子空間なのに、とても落ち着く。
時間が許せばいつまでも、まったりのんびりしたい気分になる。
なにより、オーナーこいもさんのキャラクターがいい。
何十年もお芋が好きで好きで、芋への好奇心が止まらないそうだ。
とにかくサツマイモが好きで毎日たべているという。
一番の想いは、「自分が好きなサツマイモで人を幸せにできたらいい」。
それは自分の為ではない、ここに人が来てくれるから、もっとおいしい焼き芋を作りたいという探求心に繋がる。
もっとおいしいく、もっとおいしく…と目指すと、最後はお客様に辿り着く。
なるほど深い。
これほどまでに焼き芋を愛する人を見たことがない。
面白いというと簡単すぎるが、人を許容し受け入れる懐の深さ。
話しているととにかく楽しい。
人が一方的に話すのを聞いていて、心底楽しいと思えるのは稀だ。
これは、その人間の魅力を下支えする、苦難と苦悩を経験しているからだろう。
ここでは書き足りない、こいもさんの魅力はまた別の機会に書きたいと思う。
「いもいもらんちゃん」の焼き芋は
オーナーこいもさんの人柄を表すような、優しさと奥深さを兼ねた
人を惹きつける味だった。
ここに来る「人」のために、もっともっとおいしい「焼き芋」を…。
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