アナタはどっち?オッサンの価値で分かれる、生き方のタイプ
もうすぐ僕も43歳。
この歳まで生きてきて改めて、人生にはいろいろなタイプのオッサンがいるなぁと思う今日この頃。
大きく分けてオッサンには2種類のタイプがあると思います。
一つは
人生の目標設定をしたいオッサン
何の為に生きているのか?
自分のやりたいことは何か?
どこに向かうのか?
目的は何か?
とかく今の社会は目標設定を行い、その目標に向かって頑張るオッサンが「素晴らしいオッサン」と評価され、
目標もなくダラダラと生きているオッサンは「ダメオッサン」と評価される傾向があります。
子供の頃から学校では「将来の夢を持とう!」「1年間の目標を立てよう!」と言われ、
子供の頃から、「目標をもって生きるべきだ」と教え込まれます。
会社でも毎月のように目標を定められ、それを達成することが最重要で、その過程は汗と努力。
まるで部活や軍隊のよう。
その目標を達成するために頑張ろう!と無意識のうちに思い込まされています。
もう一つのオッサンは
目標も計画も持たずに今を楽しむオッサン
旅でいうなら、ぶらり途中下車って感じです。
特に目的地も設定せず、行き当たりばったりで電車に乗り、おもしろそうな場所があれば降りてみる。
お腹がすいたら目に飛び込んできた店に入り、出会ったオッサンと話して仲良くなる。
途中でお金が無くなったり、泊まるところすら無くなるかもしれません。
タイプ別オッサンの思考
目標設定をしたいタイプのオッサンは、将来の安定や世間体を重視する傾向があります。
不確定なことを嫌うオッサンで、先の分からないことはやりたがりません。
「楽しい!」とか「これをやりたい!」というよりも、世間体、つまり他のオッサンからどう見られるか?というのが判断基準になります。(他オッサン承認欲求といわれるもの)
そのため、やりたいことをやって楽しく生きているオッサンを見ると、羨ましくなって
「俺は、こんなに頑張って生きているのに…あんなに好き勝手なことをしやがって…」と、自由に生きてるオッサンを批判しやすくなります。
一方、
自分のやりたいように生きるタイプのオッサンは、ストレスが少なく毎日が充実している傾向があります。
自分がやりたいことをやっているので、自己オッサン承認欲求が満たされやすくなります。
(自己承認欲求:今の自分で満足かどうか、自分の基準で自分自身を判断します)
そのため他のオッサンに対して寛容になり、自己犠牲の感覚もなく、他のオッサンを批判せず、他のオッサンの幸せを素直に喜びやすい傾向があります。
このタイプのオッサンは興味があることには全力で頑張れますが、いざ興味がなくなると、世間体や安定のために我慢して続ける、ということをしないため、転職などが多くなります。
上昇志向はいいのですが…
目標設定が好きなオッサンは上昇志向が強いです。
人生とは人間的成長だ、と思っているオッサンたちです。
人間的成長とは、これもまた他オッサンからの評価が基準です。
他のオッサンからスゴイオッサンだと思われたい。オッサンに認められたい。大きなことを成し遂げるオッサンになりたい。
向上心はオッサンにも必要なことですが、自己オッサン成長ばかりにやっきになり、力んでいると、人生の大半を我慢や努力に費やしてしまうことになります。
どちらがいいオッサン悪いオッサンということではないのですが、オッサンはいつ何が起きるかわかりません。
平和ボケしないで、今のこの瞬間を楽しんで生きていくことが、オッサンの一番の幸せなのでしょうね。