これで歌が上手くなる!カラオケの達人からコツを学ぶ

2018年4月5日

カラオケ大好きなミドルたち。

楽しく歌うのはもちろんだが、やはり上手に歌いたい。

国民の趣味として根強い人気のカラオケ。

巷には、さまざまなカラオケ大会があり、愛好者たちがその自慢の歌声を競っている。

今回は信州塩尻市、全国的にも人気の健康ランド『信州健康ランド』で毎月開かれているカラオケ大会に向かった。

信州健康ランド
信州健康ランド

信州健康ランドの月例カラオケ大会は今回(2017年3月)で222回。

歴史ある大会だ。

出場者は12名。今回からは機械による採点で優勝者が決まるという。

それ以外にも熱意が伝わる人、大会を盛り上げた人も賞に入るチャンスがある。

 

本気の人も、遊びの人も気軽に楽しめる

 

会場は大広間。飲食スペースになっており、観覧客は飲みながら食べながらというラフな雰囲気。


だが、本番が近付いてくるにつれ、次第に会場内に緊張感が漂ってきた。

審査員席に支配人など二人が座り、いよいよ本番。

さすがに歌ウマ自慢だけあって、どの出場者も素人離れした歌唱力。

中にはバックダンサーを伴ったハイテンションの出場者もおり、会場を大いに盛り上げていた。

1~3位は機械による精密採点方式。

優勝は安曇野でボーカル教室などをされている岡田裕さん


圧倒的な歌唱力で98.216点をたたき出し優勝。

2位には甘利達治さん97.864点。

こちらも驚くほどパンチのあるパフォーマンス。

ステージが終わった二人に話を聞いた。

甘利さん

 

カラオケへの情熱

 

昨年までバンドでボーカルをやっていたという甘利さん。

今回のために半月くらい前から毎晩一人で練習していたそうだ。

練習は同じ曲を1時間に10回など徹底して歌い込む。

移動中の車内などもいい練習場所。ペットボトルをマイク代わりにいつも歌っているとか。

バンドでライブをやっていたので、カラオケを本格的にやりだしたのは3~4年くらい前から。

カラオケ大会で有名になればバンドの集客に繋がるかと思ったが全然ならなかった、と笑う。


『精密採点は難しい。緊張して普段やらないミスをしたり。若い人にも入賞のチャンスがあるので若い人の出場がこれからどんどん増えそう。

そう思って今の内にと出場したが、岡田さんがいるとは…』と甘利さん。

 

自分のベストキーを見つけ、キーを調整する

 

優勝した岡田さんは他の出場者も一目置く地元のカラオケ界では特別な存在。

この20年間は合計すると200回くらい出ているそうだ。

ボーカル教室をしている立場から、カラオケを上手に歌うコツを聞いた。

自分の声域にあった曲を選ぶというのが全て。自分の声域が一番きれいな声が出るし、ロングトーンも楽。

昔と違って、今は細かくキー調節が可能になった。せっかく機械が発達しているのだから、上手に活用して欲しい。

キーさえ変えればどんな歌でも歌えるのだから、ぜひ自分のベストキーを見つけて欲しい。そのまま送信ボタンを押すだけじゃつまらない』

と岡田さん。

入賞した参加者の方々

誰でもステージに立てて、思う存分気持ちよく歌えるカラオケ。

一人で歌うもいいし、友達と盛り上がるのもいい。

そしてもし、もう少し自分を表現してみたいと思ったら、気軽に出場できるカラオケ大会に挑戦してみてはいかがだろうか。

そこには同じ価値観を持ついろいろな人と繋がれる、新しい世界が広がっているはずだ。


 

信州健康ランド
所在地 長野県塩尻市広丘吉田366-1
TEL 0263-57-8111
WEBサイト http://www.kur-hotel.co.jp/shinsyu