厄年ってなんだ?中年がしてはいけない「厄払い」
日本には厄年というものがありますね。
なんとなく厄年だからって聞いて、お祓い(厄払い)に行く方も多いことでしょう。
僕は厄払いをしたことがありません。
これまでの人生で3度厄年があり、3年前はいわゆる「大厄」だったそうですが、厄払いはしていません。
もちろんこれまで厄年で何か災いが降りかかったことも無いです。
そもそも厄年とは?
そもそも「厄年」とは何でしょうか?
聞けば、男は4歳、25歳、42歳、61歳が厄年だそうです。
おまけにその年だけではなく、それぞれの前後の年を前厄、後役というらしく、合わせて3年も気を付けないといけないそうです。
つまり一生のうち、合計12年間も困難や災い、良くない事が降りかかる年があるということですね…。
数え方もまちまち?
厄年の数え方は「数え年」という方法で数えるそうです。
ちなみに数え年の数え方は
1.旧暦の1月1日(旧暦の年始)に年をとる、とするケース
2.立春(旧暦の節月における年始)に年をとる、とするケース
3.新暦の1月1日(新暦の年始)に年をとる、とするケース
などいろいろあるそうです…。
そもそも日本古来の風習なら、旧暦で数えなきゃいけないと思うのですが…。
神社?寺?
で、神社と寺とどっちにいけばいいのでしょう?
調べてみたところ…
オオニシ
どっちでもいいのだとか!
さらに神社や寺によっては、厄年の設定が微妙に違うのだとか!
だから神社と寺の両方行く人もいるのだとか…!!
お布施は5千円~1万円もするのだとか…!
さらにさらにさらに!
本人が行かなきゃ、周りの人間、家族などに降りかかるのだとか…!!
…
オオニシ
なにそれ!?
調べれば調べるほど、ヒドイ話ですね…。
質の悪い霊感商法と同じじゃないですか…。
そもそも起源もよくわかってないらしいです。
昔は人生、50年も生きれば大往生だったはずなのですが…。
運のせいにする人にかぎって…
もちろん厄払いをしている人が「厄」というものを100%信じている人ばかりじゃないとは思います。
イベント的な考えだったり、家族や親類にすすめられたり、何か良くないことが起きた時に周りから「厄払いしてないから!」と言われるのが嫌だから、とりあえずしておく、という人もいるでしょう。
そもそも起源もよくわかってないそうなので憶測ですが
おそらく厄年は…
男女それぞれ肉体や精神的変化のある時期なので、何かしら体や環境に変化が起きやすい年なのです。
だから体の不調や病気、おもわぬ怪我、事故に注意しなさい、ということなのでしょう。
それは自分自身が普段から気を付けていればいいだけのことです。
たまたまその年に起きた不調や不運を
やれ厄年だ、厄払いだなどと神事のせいにすることはまったくナンセンスじゃないでしょうか。
そういう人に限って、自分の都合の悪いことは運のせいにします。
そしてそういう人にかぎって、他人のせいにもします。
「〇〇さんに勧められたから買ったのに…」
「誘われたから行ったのに…」
「〇〇さんがそう言ったから…」
人に勧められて行動したとしても
最終的には自分自身が「選択」したことです。
その結果、どんなことが自分に降りかかろうと、全て自分の責任です。
自分や家族の身に何かが起きても「厄年」なんてもののせいにはしたくないですね。