猫娘のカラーのすすめ【ドレス・コード?着る人たちのゲーム展、行ってきました!】

8月9日から京都国立近代美術館にて開催中の
『ドレス・コード?—着る人たちのゲーム』展に行ってきました!( •̀ᴗ•́ )/
概要を簡単にご説明しますと・・・

制服、スーツ、ジーンズ、Tシャツ、ジャージ、ワンピース、トレンチコート…。

その時の気分で選ぶこともあれば、何をするか、誰に会うかで決めることもあるでしょう。

コスプレのように自分とは別の<だれか>になろうとすることだってあります。

一方で、ファッションは「着る」だけでなく、「視る/視られる」ものです。

特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれています。

インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの装いを自由に発信出来るようになった現在、私たちとファッションの関わり方もまた新しい局面を迎えています。

本展では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における新たな<ドレス・コード>、私たちの装いの実践<ゲーム>を見つめ直します

(ドレス・コード?パンフレットより抜粋)


さすが指折りの美術館で開催される催し物だけあって、
シャネル、ディオール、イヴ・サンローラン、グッチ、フェンディ、etc.・・・
世界中の名だたるハイブランドが作った
ファッションの歴史にもちなんだ
稀少かつ貴重な作品が
これでもか!と言うくらい多数展示されているのです。

猫娘
ファッションに携わる者としては
これは目を通しておかないとね

ちょうどファッション学についての
シンポジウムもあったので、
一路信州より京都へと飛んだ、猫娘ことあかざわ。

\五十のトゥ!/


もう、何もかもが感動の嵐でした。
まず、18世紀当時の素材で仕立てられた
フランスの宮廷服。
素材感や装飾品から、
当時の高貴な方々の生活が垣間見えるよう(*‘ω‘ *)

▼撮影OKな場所はこの他にもあと2箇所あります

個人的には
カラーコーディネーター検定用参考書に載っていた
イヴ・サンローランのドレス(本物!)が置いてあって
興奮しまくり!

そして、私にとっての一番の衝撃は、
ココ・シャネルことガブリエル・シャネルが手掛けた
ドレスとデイ・アンサンブル。
1927年頃に彼女自身の手によって縫い上げられた、本物。

ガラスケースに囲われているわけでもなく、
すぐ触れられるくらいの至近距離に展示されていたのですが、
それを目の当たりにした私。

・・・しばらくそこから動けませんでした。
お洋服から、目が離せませんでした。
私が生まれる前にこの世に存在していた
ココ・シャネル。
90年余りの月日を経てなお、
残されたこのお洋服からは
彼女のお仕事への想い、熱意が溢れていて、
鳥肌が立ちました。

そして、感極まって、涙が溢れてきました。
他人事で滅多に感動しない、この私が。

シャネル個人に対する憧れとか、
尊敬とか、本物に出逢えた嬉しさとか、
色々な思いが入り交じって。

彼女の手で作り上げられた作品が、
今、私の目の前にある。

私はこれと出逢うために、
京都に呼ばれたのだと思うくらい。


すごくすごく、私の中で色々なものが剥がれ落ちて行って、
残ったのは
「シャネルのように、自分の信じた道を突き進む!」
その思いだけ。

環境がどうとか、周りがどうとかが問題ではない。
私はただ、カラーとファッションがとても好きで、
一生それらと共に楽しく生きていきたい!

大袈裟なようですが、それほどの衝撃を受けました。


他にもグッチのコレクションで使用されたドレスとか
ルイ・ヴィトンのレアなトランクとか
リアルではなかなか見ることの出来ない
希少価値の高いものがたくさんありましたが、
私の中に残ったのはシャネル作のお洋服だけ(*≧ω≦*)

今回一番の目的で行った
ファッション学シンポジウムの内容も
綺麗に吹っ飛びました!(*≧ω≦*)

▼3番目の先生のお話が面白かったのは覚えてます(º∀º)

たかが、ファッション。
されど、ファッション。

「今日着ている服、あなたはどうやって選びましたか?」

『ドレス・コード?—着る人たちのゲーム』公式サイト>>
https://www.kci.or.jp/special/exhibitions2019/




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