口臭、体臭の原因。ニンニクよりヤバイ、体が臭くなる食材

2018年5月17日

 
自分の体臭、口臭がキツくなってきたと感じる今日この頃。

今朝も自分の枕が臭くて目が覚めました。
 
加齢臭 枕  
中年は体臭がきつくなると言われていますが、一体ボクの体に何が起きているのでしょうか?

その原因と対策をざっくり、まとめてみました。
 
 

世代特有の匂いがある

 
それぞれの世代には、その世代特有のニオイがあります。

赤ちゃんだって甘酸っぱいニオイがあるし、思春期には大人になりかかった身体が発する独特のニオイがある…。

どれもその世代特有のニオイなので責められるものではないのですが、中には万人から嫌われるニオイがあります。

それがいわゆるオヤジ臭…。
 
体臭 ミドル 中年  
古本屋のような、ジメジメした物置のような、古い油のような、キュウリの香りをきつくしたような……などと、さまざまに形容されてます。

◎「加齢臭」というのは50代あたりから出始めるもので、40代あたりのオッサンのニオイは正確には「加齢臭」ではなく、「ミドル脂臭」という汗が原因の臭いらしいです。

今回は加齢臭もオヤジ臭も臭いものは臭いということで話をすすめます。
 
 
中高年が最も気にするニオイは口臭だと言われていますが、この加齢臭はそれに次いで堂々2位にランクインされています。
 
 

ニオイの正体とは?

 
どうして年を重ねるにつれて、体臭成分が多くなるのでしょうか。

その理由は、皮脂中の脂肪の性質が中高年になるにつれて変わってくるからだそうです。

中高年の皮脂には、若い人たちにはほとんど存在しない脂肪酸が増加します。

さらに中高年になると皮脂中に過酸化脂質の量が多くるので、体臭成分が発生してくるのだとか。
 
食べ物と体臭  
もともと、米や魚、野菜などを主食とする日本人の体臭は弱かったそうですが、食生活の欧米化とともに強くなってきたそうです。
 
 

体内環境も

 
皮膚の清潔さも大事ですが、体内環境も重要だとか。

もともと汗や皮脂にニオイがあるわけではないんです。

汗や皮脂が皮膚の汚れと混じり、皮膚表面に棲む細菌が増殖し、ニオイが生まれる…。


入浴、シャワーなどで皮膚表面を清潔に保つことはとても大切なことですが、その前に体内環境を整えて、ニオイの元を発生させないことも大切ですね。
 
疲れと体臭  
たとえば疲れがたまって体調が落ちたとき、体臭が強くなったと感じることがありますよね?

お酒を飲み過ぎた翌日も体臭がいつもよりキツイということも多いです。

体臭はその時々の体調で大きく左右されます。

それは体内で発生する悪臭物質が原因…。
 
 

ウ〇コは人を表す

 
肉をよく食べる人は、野菜をたくさん食べる人に比べて、便やオナラが臭いです。
 
肉食と体臭  
便のニオイはその人の生活を表しているといっても過言ではありません。

だからボクのオナラも臭いです。
 
 
便のニオイと体臭…。

実は腸内で発生した悪臭物質は腸の血管から吸収され、血液の中にも流れ込んでいるそうです。

この悪臭物質が血液とともに全身を駆けめぐり、汗腺や皮脂腺から出たものが体臭なんです。

ついでに、肺に達して呼気から出たものが口臭です。
 
 
体調が落ちたり、ストレスがたまったり、暴飲暴食をすると体臭や口臭が強くなるのは、腸内の環境が乱れてしまっていることが一因なんだとか。
 
 
つまり腸内で悪臭物質が生まれやすい状態になってしまっているワケ。
 

ということは体臭、口臭が強い時は、体内の免疫力が落ちているという事なので、体調を崩さないように注意が必要ということにもなります。
 
口臭がきつい  
体内環境の悪化からくる体臭を防ぐためには、食生活に注意するとともに、免疫力を落とさないための生活を心がけることが大切ですね。
 
 

身体の中から悪臭物質を除去しよう。

 
オヤジ臭、加齢臭だけが特別な体臭というわけではないことをご理解いただけたと思います。

ニオイが出るメカニズムは、他の体臭と同じです。

ということは、日常生活を見直すことで改善できるわけです。
 
 
まず、体臭の原因の一つとされている皮脂中の過酸化脂質を減らすために心がけたいことは、動物性の脂っこいものをとりすぎないようにすること。
 
揚げ物、肉、油、アルコール大好きなボクはどうすればいいのか…。
 
 
悪臭物質を生み出す温床となる腸内環境を正常に整えるために、食物繊維を含む野菜をたっぷりと食べることも体臭予防には効果的です。

酸化を促す活性酸素を体内でできる限り発生させないようにしましょう。

このほかにも活性酸素を発生させる原因は「お酒の飲み過ぎ」、「喫煙」、「ストレス」などがあります。
 
加齢臭  
 

今すぐできるオヤジ臭(加齢臭も)対策

 
1.シャワーや入浴で、余分な皮脂や汗を洗い流し、清潔に保つ。
特に皮脂量が多い背中は、念入りに。

2.加齢臭に対応したデオドラント製品を使用する。

3.外出先でもこまめに皮脂や汗を拭き取る。

4.ニオイの原因物質は衣服にも残るので、こまめに洗濯をする。
 
 
最近では加齢臭に対応した石鹸やボディーソープ、制汗剤など様々なデオドラント製品 があるので、家、そして外出先でも持ち歩くようにしましょう。
 
 

耳の後ろ

 
ニオイの気になる場所として「耳の後ろ」という人も多いです。(実は僕も)

でも実際加齢臭が発生しているのは、背中や胸などの体幹がほとんどだとか。

耳の後ろからはあまりニオイがでないことがわかっているそうです。
(うーん、僕は実際耳の後ろをゴシゴシ擦るとメチャクチャ臭いけどな…)
 
耳の裏が臭い  
頭皮は加齢とともにニオイが増すそうなので毎日すっきり洗い流すことが大切です。

耳の後ろをゴシゴシ洗う前に、後頭部周辺を念入りに洗うことが加齢臭を軽減する第一歩ですね。