長野県最強のパワースポット「四柱神社」で本当のコトを聞いてきた。

松本市大手、女鳥羽川の北にある『四柱神社』。
ここは天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の四つの神様が祀られており、
商売繁盛、学業成就、家内安全、健康寿命の全てを叶えてくれるとされています。
長野県の神社の中でもっとも願いが叶いやすいパワースポットなんです。
◎関連記事(このパワースポットもスゴイです!)
【目次】
・四柱神社とは
・歴史
・ご利益(縁結びの松)
・パワースポット
・憩いの場
・四柱神社案内図
・周辺マップ(GoogleMap)
・本当の読み方は?
・周辺おすすめ情報一覧
・四柱神社とは
・歴史
・ご利益(縁結びの松)
・パワースポット
・憩いの場
・四柱神社案内図
・周辺マップ(GoogleMap)
・本当の読み方は?
・周辺おすすめ情報一覧


四柱神社とは
松本市大手、縄手通り沿いにある四柱神社。
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、
神皇産霊神(かみむすびのかみ)、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
の四柱の神を祀(まつ)られていることから
『四柱神社』と呼ばれています。


歴史
1872年(明治5)教部省が設置され、神道(しんとう)の布教所として中央に大教院(東京・増上寺)、地方庁所在地に中教院が置かれました。
筑摩(ちくま)県庁所在地の松本に置かれた中教院が四柱神社の前身で、1878年、一社をおこして四柱神社と改称、翌年、神道事務局の分局として現在地に社殿が創建されたそうです。

ご利益
四柱神社は全国でも類を見ない縁結びのご利益で有名。
祀られている神様のご利益が縁結びに関係していることにあります。
天之御中主神は「神様の神様」
高皇産霊神は「物事を結ぶ神様」
神皇産霊神は「人を結ぶ神様」
天照大神は「縁を結ぶ神様」
と言われており、
すべての願いごとが叶う“願いごとむすびの神”として知られています。

平日でも縁結び・復縁・恋愛成就などを願って
全国から訪れる参拝客は多く、とくに若い人に人気があります。

これは社務所の前にある「縁結びの松」。
神社の人に話を聞くと
「松が根の部分から二つ伸びていて繋がっている珍しい松」なので、縁結びの松というそうです。

ご利益の在りそうな松ですね。
パワースポット
四柱の神様がいるということから長野県に数ある神社の中でももっとも願いが叶いやすいパワースポットと言われ、どんな願いも叶うとされています。

ここには、強い浄化パワーが溢れており、思考がクリアになることで
精神のバランスが整いやすくなるとも言われています。
さらに、物事を全体的な視点でとらえられるようになり、
未来に対しても予測し判断することのできる力が得られるのだとか。
このことから、人をひっぱるリーダー、社長といった人には特におすすめしたい神社です。
憩いの場
四柱神社境内は参拝だけでなく、市民や観光客の憩いの場となっていいます。
縄手通りに隣接していることから、観光客がたこ焼きやたい焼きを食べながら休憩していたり、子供たちが鳩に餌をあげたりする光景に癒されます。

特徴的な黒色の鳥居の上部には鳩避けの杭がついていますが、その鳥居の下には「鳩の餌」も売っています。

鳩は幸せを運ぶと言われているので、餌をあげて戯れるのもよいですね。
また、正面の鳥居の向かい側には女鳥羽川があり、そのほとりに降りることができます。
水が流れ、ここも休憩するのにおすすめです。

四柱神社の境内案内図と周辺マップ、おすすめ情報
境内案内図

周辺マップ
2018年10月。紅葉が始まりかけている境内の様子↓

読み方は?
ところでこの『四柱神社』。
そもそも何と読めばいいのでしょうか?
読み方をはっきりさせたいですね。
しちゅうじんじゃ?
よんばしらじんじゃ?
フォーチュージンジャー?
地元の人々の間では「よはしら派」と「しはしら派」が多いようです。

『四柱神社』に行って原因をはっきりさせたいですね。
現地に向かいました。
社務所の受付でカワイイ巫女さんがいたので声をかけてみました。

――あの~、こちらの神社は「しはしら神社」ですよね?
『よはしら神社です』
――しはしら神社とも言いますよね?
『いえ、よはしら神社です』
――しはしら神社では断じてないと?
『はい、よはしら神社です』
――しはしら神社と呼んでいる人がいるのはナゼなんですか?
『ここは「しんとう(神道)」とも呼ばれています。そのためいつしか「四」を「し」と勘違いされたのでしょうね』
――ではまったくの濡れ衣だとおっしゃる?
『そうですね。よはしら神社ですから』
なるほど…。
若い巫女さん一人に聞いただけで引き下がるほどアマちゃんではありません。
次は社務所に併設されているカフェへと向かいました。
※ここは2018年現在、カフェではなくお蕎麦屋さん「こばやし」になっています。


――あの~、こちらの神社は「しはしら神社」ですよね?
『よはしら神社だよ』
――しはしら神社とも言いますよね?
『いや、よはしら神社だね』
――しはしら神社では断じてないと?
『うん、よはしら神社だから』
――しはしら神社と呼んでいる人がいるのはナゼなんですか?
『ここは「しんとう(神道)」とも呼ばれているから。そのせいか「四」を「し」と勘違いしたんだろうね』
――ではまったくの濡れ衣だとおっしゃる?
『そうだね。よはしら神社だから』
なるほど…。

丁度、慣れた所作でお参りをしていた地元の方らしき年配の女性が。
やはり外部の方にも話を聞かなければと思い
思い切って声をかけてみました。
――あの~、こちらの神社は「しはしら神社」ですよね?
『え?ここ?しんとさん』
――しはしら神社とも言いますよね?
『わたしらはずっと「しんとさん」って呼んでるよ』
――しはしら神社では断じてないと?
『ここいらの人は皆「しんとさん」って言ってるの』
――しはしら神社と呼んでいる人がいるのはナゼなんですか?
『ここは「しんとさん」だよ。あはははは!』
――ではまったくの濡れ衣だとおっしゃる?
『しんと祭りはね秋にあるからね!』
なるほど…。
四柱神社を地元で呼ぶときは「しんとさん」にしようと思います。

ということで正式名称は「よはしら」神社です。
由来は、天之御中主神(あめのみなかのかみ)・高皇産霊神(たかむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすびのかみ)・天照大神(あまてらすおおみかみ)の四柱をまつっていることによります
ちなみに…
10月1日から3日までは「神道祭り」があります。
多くの松本市民はこの祭りを「しんとう」祭りではなく、親しみを込めて「しんと」祭りと呼んでいます。
その昔、神道祭りは1市4郡、つまり松本市と東筑摩郡・西筑摩(木曽)郡・南安曇郡・北安曇郡の祭りといわれるほどの規模だったそうです。

天神祭りが屏風祭りと呼び習わされ店を休んで人呼びをしたのにたいし、
この神道祭りはどこの店も売り上げに精を出す商売の祭り。
1日の宵祭り、2日の本祭り、3日のあと祭りの3日間は
今とは比べものにならないほど神社周辺、松本の街中は人出だったとのこと。

この時期、松本の小学校では、村の小学校の稲刈り休みにたいし、商事休みというものがあったそうですから、まさに商売の祭りだったのでしょう。
四柱神社と松本新名物「おやきもち」
「おやきもち」はもち米を使ったモチモチ食感の「おやき」で、中身の具材も信州リンゴバターや五平餅風の「くるみ味噌」など、現代風の具材で
お子様から年配の方皆さんに喜ばれています。

(販売場所)
・松本駅ステーションビルMIDORI4階「信州地場産の館 ふるた」
https://www.eki-midori.com/matsumoto/shop-list/shop/furuta/
信州松本おみやげ「おやきもち」