人気のポークステーキ「東京トンテキ」に行って思う、松本市の洋食。
信州松本の食べ歩き男が東京の外食チェーンを巡る。
以前から気になっていたポークステーキの店「東京トンテキ」
平日の13時半。
東京トンテキ渋谷店に到着。
お昼ピークは外したつもりだったが2階の入り口から、
話題になったのはかなり前だったが、人気は衰えていないようだ。
普段はこんな行列なら諦めるのだが、
意外と回転が早く、10分ほどで、案内してくれた。
店内はジューーっという肉の焼ける音、そしてソースのいい香りが漂う。思わず唾が溢れる。
スタッフは全員、白いコック帽にコックコート。
洋食屋のイメージなのだろう。
意外と女性客も多く、両隣は女性のお一人様だ。
メニューはもちろんトンテキがメイン。
辛そうな赤トンテキや、ポークジンジャー、
腹が減っていたことと、
肉は300グラム。
久しぶりの東京で結構歩いたので、
注文して五分ほどで運ばれてきた。
デカイ。
そして熱々。
売りは「ひと手間かけた柔らかさ」。
低温のラードでじっくり熱することで旨みを閉じ込め、
そしてオリジナルのソースを絡める。
フォークで刺してみる。
うん、たしかに柔らかい。
ポークステーキをそんなに普段食べないので何とも言えないが。
味は旨い。ソースもコクがあるが意外とあっさりしていて、
ただ…
行列に並んでまで食べなくてもいいのではないか…。
これなら松本の老舗洋食屋「時代遅れの洋食屋 おきな堂」
おきな堂のポークソテーも分厚く食べ応え十分。
こちらは安曇野産の豚を使用し、リンゴソースをつけて食べる。
ハッキリ言ってメチャクチャ美味い。
申し訳ないが個人的には前述した東京の店より数段上だと思う。
行列に並ぶことなく、ゆったりと上質なスペースで頂ける。
もしこの記事を読んでいる方が、松本にこれから来られるのなら、
松本の洋食レベルの高さを実感していただけるはずだ。
『時代遅れの洋食屋 おきな堂』
■住所/長野県松本市中央2-4-10
■時間/平日・土曜 / 午前9時〜午後3時、
午後5時30分〜午後8時30分(L.O 午後8時)
日曜・祝日 / 午前9時〜午後6時30分(L.O 午後6時)