ミユキドウ(松本市)のケーキがおいしすぎるワケ…。

2018年8月29日

 
松本市の有名な神社「四柱神社」。

その正面、女鳥羽川にかかる橋を渡ったところにあるケーキ屋さん

菓子工房 ミユキドウ
 
 
一見、和菓子屋さんのようなこちらのお店、昔は本当に和菓子屋さんだったそうだ。



「ミユキドウ」の「みゆき」とは四柱神社に渡るための小さい橋の名前が由来だそうだ。

残念ながら、みゆきと名の付く女性はいないらしい…。
 
 
カフェスペースもあり、クラシカルな空間で落ち着く。

おいしい本格コーヒーとのケーキセットが700円などとてもリーズナブル。
 
 
生クリームがおいしいと評判だが、今回は見た目にもそそられる、モンブランをチョイス。
 
こちらも人気だ。
 
 
栗の風味がよく、舌触りも滑らかな中に栗の風味をしっかり感じられる。
 
 
そして、タルトシブーストも追加。

表面のキャラメリゼは三度焼き。


パリッパリのキャラメリゼの下にはトロふわのシブーストクリーム。

ラムをしみ込ませたリンゴが入ったブリュレクリーム、下地のさくさくタルト。

ほろ苦さ、濃厚な甘み、さわやかな甘酸っぱさ、香ばしさ…

一度の頬張れば、さまざまな食感と味覚の四重奏。

もはや極楽。
 
 
どちらも余計な甘ったるさは一切なく、ぺろりとすすむ。

これは大人の好きな味。


店主に話をきいた。

「昔気質な職人は、頑固に味を守り続ける人もいるが、

どんな仕事も業者も日々研究して新しい美味しさを生み出している。

柔軟に時代に合ったモノを作っている」

という。
 
 
それを証拠に、MIYUKIDOのケーキは東京で販売しても、決して引けを取らないモノばかり。

どれも味は洗練され、見た目もおしゃれ。

都会でもこんなに完成度の高いケーキはそうはないだろう。
 
 
一方、作り方は昔から変わらず手作りにこだわる。

ケーキの表面、中身、下地、どの部分にも手間がかかる工程ばかり。

これほど丁寧な仕事を詰め込んだケーキ、原価と手間を考えるととても合わないのではないだろうか。

「お客さんがお金を出して食べるものを作っている。味、素材、工程、妥協は一切したくない」

と店主。
 
 

手間暇かけたスイーツはまさに職人の作る逸品。


店主は仕事は職人だが、とても優しく気さくな方。
 
ウェディングケーキの製作も見学させてもらった。
 
ケーキにも空間にも人柄にもほっこりした午後のひとときだった。
 
動画でもご覧ください↓↓↓

 

菓子工房 ミユキドウ
所在地 長野県松本市中央2-4-10
TEL 0263-32-3355
定休日 水曜
営業時間 10:00~19:00