まっちゃんのお兄さん「松本隆博」の歌にミドルの生き方を学んだ。


7月30日(日)。

松本市寿北にある多目的集合施設『淵庵村』で行われた「ふちあん村祭り」

さまざまなクラフトショップが軒を連ね、大勢の人々でにぎわった。

多目的スペースでは、音楽ライブがあり、この日のメインはなんとあの
松本隆博さんのスペシャルライブ。


松本隆博さんといえば、ダウンタウン松本人志さんのお兄さん。

テレビなどで見かけたことはあるが、シンガーソングライターとして本格的に活動していることは正直知らなかった。
今年はデビュー10周年。その記念ライブを全国で開催している。

歌手活動のほか、ニートやフリーター対策の為の活動も積極的に行っており、「生きるとは? 働くとは? 勉強するとは?」といったテーマで、全国の高校へ出張講演で周ったり、
厚生労働省わかものハローワーク広報大使、NPO法人赤ちゃんファミリー応援隊」理事、小中学生を対象とした学校の変わりとなる居場所フリースクール「こころ」の校長なども務めるなど、社会貢献活動を精力的に続けている。

今回は本業となるライブ講演。

デビュー曲である「尼崎なオカン♪」「親友」など家族、母への想いを綴ったオリジナル楽曲の合間に、まるで落語家のような軽快なトークを挟み、約70分間。
笑いあり、涙ありで会場を盛り上げた。

失礼ながら今回初めて楽曲を、しかも生で聴かせていただいたが、
そのライブパフォーマンスは圧巻。


ご自分の母親と変わらない年代の方から若者まで幅広い客層であったが、すべての人に対して目を向け、心に共感を起こし、訴えかけるメッセージを直接投げかけた。

貧しくもユーモアのある家族、不器用ながらも伝えたい深い愛。
母親のお陰で今の自分がある。

母への感謝とささやかなことでも親孝行をしたいという思い。
あらためて家族の絆を思い起こした。

新アルバム『半漁人』のカバーイラストは松本出身の手書きイラストレーター、松下完之助さんが描いた。

47歳にして会社の取締役を辞め、歌手としてメジャーデビューした松本隆博さんの歌詞、お話には、我々ミドルに刺さる言葉がちりばめられている。

「誰でも、みんな同じような悩みを抱えて生きている。どんな偉い人だって成功者だって、きっと皆さんと同じように、仕事で憂鬱だったり、嫌なヤツがいたり、子供や家族の事で悩んでいたりしている。
それはどこまでいっても同じ。
だから逃げててもダメ。乗り越えないといけない」

人生言うほど捨てたもんじゃない。
誰もが通る道。

 

明日が来るのは当たり前?
今日を…
今を…
一生懸命生きよう!

さまざまな苦難を乗り越え、自分の努力で人生という道を切り拓いてきた一人のアーティスト・松本隆博。

自分の未来を見出せずにいる若者、社会の中で強く生きなければならない母親、悩みの絶えない世の中。
その人々の肩を支え、背中をそっと押すような歌。
そして言葉で優しく勇気づけてくれた。