超ディープなラーメン屋さんの刀削麺がスゴイ！【中年オヤジズ】でんべろの旅・長野市編（その３）
ビール片手に電車に乗り込み、オヤジがべろべろ、でんべろの旅。
「中年オヤジズ」が今回ぶらついているのは長野駅前。
駅前の立ち呑みでひっかけた後は善光寺参り。
◎過去記事はこちら↓
超お得切符で乗る特急しなの【中年オヤジズ】でんべろの旅・長野市編（その１）
24時間営業の立ち呑み屋で朝から飲む！【中年オヤジズ】でんべろの旅・長野市編（その２）
そしてその後向かったのが「権堂アーケード」。
長野市の歓楽街といえば権堂ですよね。
夜の街なので昼間は割と閑散としています。
目ぼしいお店は閉まっていますが、今回の目的地はこのアーケードではありません。
アーケードを通り過ぎ、古い昔ながらの通りに入り、さらに細い路地に入ると…
見えてきました。
今回の目的のお店、「千福」。
友達のコヤちゃんに教えてもらったこちらのお店は、なんとあの刀削麺があるのだとか。
テレビなどでしか見たことが無いあの麺を食べらるということでテンションマックスのオヤジズ。
店に入るとそこは…。
なんとディープな雰囲気。
雑然としてますが、温かみがあってなぜか安心できる雰囲気。
ご店主さんがにこやかに
「今、ギョウザ作ってるところ」と教えてくれました。
他のお客さんからのオーダーを手作りしているのです。
それならとオヤジズもすかさず注文。
手際よく大きなギョウザの皮を作りながら、にこやかに受け答えしてくれました。
こちらのお店は手打ちラーメンと刀削麺が有名なんですね。
まずは瓶ビールを飲みながら、焼きあがったギョウザで乾杯。
このギョウザ、大きいだけじゃありません。
めちゃうまい！
特筆すべきは皮。
もっちりとした皮は表面はパリ、中はジューシー。
なんですが余計な油感がまったくありません。
驚くほど食べ口が軽く、あっさりしている。
大きいですが、いくらでも食べられます。
このギョウザはウマイ！！
そして刀削麺を注文しようとしたところ…
「手打ちラーメンとそれぞれ頼んで、味見しあってみれば？」と
ご店主。
本当に気のいい、やさしい人ですね。
刀削麺を作るところも見せてくれます。
生地をこねたら、蒲鉾のように板にのせ、鉄板で削っていくのです。
手元から削りだされた麺がポンポンとリズミカルに鍋に飛び込んでいきます。
テレビなどでは見たことはあっても生で見るのはもちろん初めて。
この刀削麺。
刀で削るから刀削麺というのかと思っていたのですが、そうではなく
削りだされた麺が刀のような形をしているから刀削麺というのだそうです。
知らなかった！
たしかに使っているのは鉄板で刀ではありません。
運ばれてきた刀削麺は野菜もたっぷり！
食べてみると
麺がもっちり！コシがあって野菜やスープとよく合う。
例えるなら「すいとん」のようなイメージ？
手打ち麺を作るところも圧巻。
ぱっぱ、ぱっぱと生地を折ったかと思うと、たちまちパラパラと麺に仕上がっていきます。
曲芸を見ているかのようです。
気が付けば女性の髪の毛のようになめらかな細麺のできあがり。
それはあたかも芸術作品。
できたての熱々を食べてみます。
この麺、長い！
持ちあげてみると…。
座った状態では持ちあげきれない！
立ってこの長さ。
コシがあるから切れません。
一気にすすって食べてみると…。
驚きの食感！
なんだこの麺！！？
こんなの初めて食べました。
めっちゃうまい！！
そして、
このラーメンも刀削麺もそうですが、スープがめちゃくちゃ優しくて旨みがあっておいしいんです。
ギョウザもそうでした。
余計な油っぽさがまるでない。
その秘訣を聞いてみると。
背油やラードなどを使わず、豚骨を使っているのだとか。
チェーン店のように脂をただ足しているのではなく、ちゃんと素材から旨みをとっているのですね。
だからスープをいくら飲んでも、しつこくない。
料理もやさしい、ご店主もやさしい。
雰囲気もあたたかく、まるで陽だまりのようなお店。
休みの日のお昼にビールを飲みながらいつまでも寛ぎたくなるお店でした。
ごちそうさまでした！
（続きはこちら）
長野駅ナカで信州の地酒を飲み比べ！【中年オヤジズ】でんべろの旅・長野市編（その４）
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| 手打ちラーメン 千福 | |
| 所在地 | 長野県長野市西鶴賀町1473-18 千福ビル 1F |
| 今回食べたもの | ・特製餃子 500円 ・手打ちラーメン 750円 ・刀削麺 850円 ・瓶ビール 600円 |
※詳しくはお店に直接お問い合わせください。