真顔様誕生秘話 (顔編)
さて、胴体部分がほぼ形になってきたところで一番肝となる顔の製作に移る。
部長のデザインとHさんの文字のコラボによって生まれたこのロゴマーク。
みんなもいたるところで見かけたはずだ。
そもそも真顔様はこのお顔なのだ。
よって、これをそのまま作ればいい!
・・・というものでもない。
この真顔様マークは後ろから日が当たって顔が陰になったところと判断した。
実に勝手な判断だ・・・。
(実は作りづらいだけだった・・・)
いや、もっとリアルなお顔にして差し上げたかったのだ!
そこでまず、大体の大きさがあうようにプリントアウト。
立体にしていくとこんな感じなのではないかと下書きをしてみる。
まあこんなもんだろう。
とりあえず一旦胴体にすえてみる。
うん。バランスはバッチリ!
あっ!!ボカシ入れるの忘れた!!
(見なかったことにしよう・・・)
さらに顔を掘り進める。
いや、そうだ!
大事なことがもう一つあった!
誰もが一度は見たことがあるであろう鼻真顔。ビギナー向けにレクチャーまでされている鼻真顔!
とりあえずやってみた。
これは真顔様になくてはならないもの!
・・・。
空けました!
指の太い僕の小指が入る大きさなのでたいていの人の小指はいけるであろう!
デザイン的にもう少しシュッとした鼻がよかったのだが、ここは譲れない!
象徴となる穴だ。
もうなんなら宇宙にまでつながってんじゃね?
って思わせるくらい奥まで空けたった!
奥まで指が届いたら
その人は絶対幸せになるだろう!
っていう伝説が出来てもおかしくないくらい奥まで空けたった!・・・ということで、
さらにさらに掘り進める。
大体の形になった。
う~ん。
いいんじゃない!?
全世界どこの国にもいそうなお顔ではないか!
古代人にもいそうなお顔ではないか!?
もうこのまま世界に発信しちゃって!
って思えるほど自画自賛。
そして山形村の片隅のガレージのそのまた隅でちっちゃくガッツポーズ!
・・・・。
しかしこの時点で次の会議まで残り10日を切っていた・・・。
間に合うのか!?
つづく
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