僕が「ふんどし」から学んだこと。~当たり前を疑う~
『世間や自分の中の常識を疑ってみる』
ボクが「ふんどし部」に入部にしてから3度目の夏がやってきました。
いわゆる卒パンです。
あれから僕の身に…いや下半身に何が起こったのか。
それを知る人は少ないでしょう。
僕と同じように、フンドシの世界に気付いた一部の人を除いては。
群れの中では蒸れていられない
僕は非常に蒸れる体質でした。
もともと足の裏や、ワキ、股に汗をかきやすい体質で、ブリーフをはくと非常に股が蒸れます。
仕事中もおしりから股にかけて汗をかくので、椅子の上にタオルを敷いていた程です。
おまけに敏感肌で、腰のゴムはもちろん、足の付け根部分に当たる縫い目でも擦れると痒くなる…。
会社で股が痒くなると大変なんです。
股といっても足の付け根の鼠径部というところなので、何もやましいことはないのですが、いくらなんでもデスクでボリボリ掻くわけにもいきません。
我慢できずに人目を盗んで掻いていたっけなぁ…。
それが今は、蒸れや痒みに悩まされることがほとんどなくなりました。
ふんどしは締めつけがないのでとても通気性が良く、さらに血行もよくなります。
ノーパンが体に一番良いのは間違いないですが、ふんどしなら限りなくノーパンに近いわけです。
なぜパンツをはくのか?
そもそも日本人はなぜパンツをはくのでしょうか?
考えたこともなかったです。
物心ついたときにはもう、はいていたからです。
調べてみると、パンツが日本に入ってきたのは1950年頃だそうです。
それまでは皆んな、ふんどしや猿股だったわけですね。
パンツが日本に定着してからは、ブリーフ、トランクス、ボクサータイプ…などさまざまなパンツが流行。
自分に合ったスタイルの下着をしているわけです。
僕もこれまでいろいろな下半身遍歴…いや、下着遍歴がありました。
パンツの種類も一通り試しました。
ただ、
そもそもなぜパンツなのか? というところに疑問を持っていなかったんです。
ふんどしは?
人に流され、ただ漠然とすごして来たこれまでの下半身。
時には締め付け、時には右に寄ったり左に寄ったり…。
そんな目的のない下半身の居場所に、「ふんどし」という選択支があることに気付かせてくれた「ふんどし部」。
あれから僕の人生は変わりました。
下半身の環境も激変しました。
ゴムからの解放、蒸れから脱出、痒みからの卒業。
腰は体の要。
下着はもっとも大事な部分に付けるモノ。
最初に身につけ、最後まで身につけているモノ。
一番自分の体に合うモノに巡り合うためには、まず試してみること。
皆がはくからはく。
皆がするからする…。
大勢がすることが正しい?
ふんどしに限らず、自分の中にある「当たり前」を疑うということを教えてくれた「ふんどし部」。
ふんどしのおかげで僕の下半身にも、人生の下半期にも追い風が吹いています。
◎ふんどし関連の動画もご覧ください↓↓↓