僕が「ふんどし」から学んだこと。~当たり前を疑う~

2018年6月10日

 
『世間や自分の中の常識を疑ってみる』
 
 

ボクが「ふんどし部」に入部にしてから3度目の夏がやってきました。

いわゆる卒パンです。
 
ふんどし  
 
あれから僕の身に…いや下半身に何が起こったのか。

それを知る人は少ないでしょう。

僕と同じように、フンドシの世界に気付いた一部の人を除いては。
 
 

群れの中では蒸れていられない

 
僕は非常に蒸れる体質でした。

もともと足の裏や、ワキ、股に汗をかきやすい体質で、ブリーフをはくと非常に股が蒸れます。

仕事中もおしりから股にかけて汗をかくので、椅子の上にタオルを敷いていた程です。

おまけに敏感肌で、腰のゴムはもちろん、足の付け根部分に当たる縫い目でも擦れると痒くなる…。

会社で股が痒くなると大変なんです。

股といっても足の付け根の鼠径部というところなので、何もやましいことはないのですが、いくらなんでもデスクでボリボリ掻くわけにもいきません。

我慢できずに人目を盗んで掻いていたっけなぁ…。
 
 
それが今は、蒸れや痒みに悩まされることがほとんどなくなりました。

ふんどしは締めつけがないのでとても通気性が良く、さらに血行もよくなります。

ノーパンが体に一番良いのは間違いないですが、ふんどしなら限りなくノーパンに近いわけです。
 
 

なぜパンツをはくのか?

 
そもそも日本人はなぜパンツをはくのでしょうか?

考えたこともなかったです。

物心ついたときにはもう、はいていたからです。

調べてみると、パンツが日本に入ってきたのは1950年頃だそうです。

それまでは皆んな、ふんどしや猿股だったわけですね。

パンツが日本に定着してからは、ブリーフ、トランクス、ボクサータイプ…などさまざまなパンツが流行。

自分に合ったスタイルの下着をしているわけです。

僕もこれまでいろいろな下半身遍歴…いや、下着遍歴がありました。

パンツの種類も一通り試しました。

ただ、

そもそもなぜパンツなのか? というところに疑問を持っていなかったんです。
 
 

ふんどしは?

 
人に流され、ただ漠然とすごして来たこれまでの下半身。

時には締め付け、時には右に寄ったり左に寄ったり…。
 
 
そんな目的のない下半身の居場所に、「ふんどし」という選択支があることに気付かせてくれた「ふんどし部」。
 
 
 
あれから僕の人生は変わりました。

下半身の環境も激変しました。
 
 
ゴムからの解放、蒸れから脱出、痒みからの卒業。
 
 
腰は体の要。

下着はもっとも大事な部分に付けるモノ。

最初に身につけ、最後まで身につけているモノ。

一番自分の体に合うモノに巡り合うためには、まず試してみること。
 
 
皆がはくからはく。

皆がするからする…。

大勢がすることが正しい?
 
 
ふんどしに限らず、自分の中にある「当たり前」を疑うということを教えてくれた「ふんどし部」。
 
 
 
ふんどしのおかげで僕の下半身にも、人生の下半期にも追い風が吹いています。
 
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