お酒をやめても人生は変わらない?その後の検証でわかったこと。
前回の記事
「お酒を辞めて3カ月、体に起こった変化とは?」
で、さまざまな禁酒による影響を書きました。
その時の総括としては、
お酒を飲まなくなると体にいろいろな変化が起こるという結論になりました。
(詳しくは↑の過去記事をご覧ください)
今回はその後、禁酒生活はどうなったのか、ということを書いていこうと思います。
まず結論として…
今現在、自分は
飲んでいます!
ほぼ毎日のように。
3カ月続けた禁酒生活をなぜやめてしまったのか?
その理由を、お酒をやめることによって得られたメリットと合わせて検証していきます。
体重が減るどころか増えた
お酒による余計なカロリー、食欲増進によるカロリーオーバーがなくなり
体重が減る…。と思いきや、減ったのは最初の3カ月だけで、その後はあまり変わらなくなり、さらにその後、体重が増えました。
なぜでしょうか?
ご飯(お米)を食べる量が多くなったからです。
晩酌をしている時は、あまりご飯を食べません。
食べながら飲む人もいるでしょうけれど、大体の人がおかずをつまみにビールを飲んだりするので、ご飯を食べないか、もしくは少量しか食べません。
それが、お酒をやめてからはご飯を食べるようになり、またそのご飯のおいしいこと!
お酒とおかずしか食べなかった時には感じていなかったのですが、お酒を飲まずにおかずとご飯を食べると、めちゃくちゃご飯が進みます。
それまではビールの炭酸などでお腹が膨れたのですが、普通にご飯を食べるとビックリするくらい食がすすみます。
睡眠の質が変わる?
禁酒中はよく眠れるように感じましたが、しばらくするとその理由が違うことが分かってきました。
朝起きたときに体がダルイ、重い、と感じるのはどうやらお酒のせいではないようです。
一番の原因は、寝る前の食事。
お酒を飲んだり、飲みに行ったりする時は寝る前の数時間前まで胃に食べ物を入れることが多いです。
飲んだ後、帰る前にラーメンで〆たり、帰ってきてから小腹が空いてお茶漬けを食べたり。
家飲みでもダラダラと飲んでいれば就寝前まで胃の中に食べ物が残っていることになります。
就寝前2~3時間は食べ物をとらない方が良いとされています。
睡眠前に食べると、睡眠中も体は消化活動に忙しく、体が休まらないからです。
その結果、翌朝体が疲れていたり、胃がむかむかするわけです。
飲酒が直接の原因ではなく、夜遅くの食べすぎ飲みすぎのせいなのです。
これは顔の浮腫みなどにも言えることです。
「禁酒して顔が変わった」という人は、そもそも飲み過ぎだったのでしょう。
気分が沈みがちに
ハッキリ言って、毎日に張り合いがなくなります。
一日の仕事を終えて、帰ってきて風呂に入り、ご飯を食べる前にビールを飲む。
こんなに幸せな時間、そうはありません。
酔って気分が大きくなり、騒いだりすると、その後、反動で気分が沈み込むことがあります。
しかし、一日の終わりにビールを一杯飲む程度であれば、リラックス効果や気持ちの程よい高揚など体や精神に良い効果があるとされています。
現に自分の場合、禁酒中はイマイチ気分がノらない…というか、気持ちが沈みがちでした。
家でも笑うことが減ったように思います。
テレビを見ていても楽しくなかったり、家族と食事中の会話も弾まなかったり、あまり良いことがなかったです。
総括
要はアルコールどうこうではなく、単純に飲み過ぎることがすべての原因だということです。
つまり、お酒を飲んだとしても、分別をなくさず、ほどほどに嗜む程度であれば、体にも人生にも何ら影響はありません。
昔から少量のお酒は、百薬の長といいます。
完全に辞めようとしてストレスを感じるくらいなら、一日一杯くらいの適量飲酒をした方が、健康には良いかもしれませんね。
※アルコール摂取とその分解力には個人差があります。くれぐれも個人の体質に応じて適正飲酒を心がけてください。