レトロでローカル「金ちゃんヌードル」に隠された謎とは…⁉

金ちゃんヌードル  
金ちゃんヌードルをご存知でしょうか?

昔からお馴染みの人にとっては「何を今さら」と思うことでしょう。

ですが、実はこの金ちゃんヌードルは西日本ではポピュラーでも

関東や東北ではほとんど知られていないんです。
 
 
金ちゃんヌードルの製造元は筆者の出身地、徳島県にある「徳島製粉」です。

昔から、実家の台所の戸棚には必ずと言っていいほど常備されていた徳島県人のソウルフードと言っても過言ではありません。

東京に出てからは、店で売っていないことを知った母親が、荷物と一緒によく送ってくれたものです。

オオニシ
ありがとう…オカン…
 
 
最近はめっきりご無沙汰でしたが、なんと最近では長野県のスーパーでも結構売っているんです。

バローには金ちゃんヌードルコーナーがあって、いろいろな味も出ていました。
 
 
これは徳島県人として素通りすることはできません。

さっそく買ってきました!
 
 
おおー。当時のままの懐かしいパッケージ。


昭和レトロでなんとも素朴な色合いは、昔から変わりません。
 
 
そもそも、金ちゃんヌードルという名前ですが、

創業当時から徳島製粉が製造している自社ブランドの小麦粉「鳴門金鶴(なるときんつる)」がルーツになっているそうです。

鶴のマークもこの「金鶴」が元になっているのでしょう。

最初は「欽ちゃん」のブランドかと思っていた人も多いのではないでしょうか。
 
 

食べた感じは?

 
 
知らない人の為に金ちゃんヌードルの味を説明しておきましょう。

ネットの評判だと「具の多さと独特なスープが特徴」と書かれていましたが、別に独特だとは思わないのですが…。


徳島発のカップラーメンだからといって、いわゆる「徳島ラーメン」的な要素はありません。

どちらかというと日清カップヌードルと系統としては変わらない味だと思います。

「カップヌードル」と比べると、優しくイイ感じにダシが効いているかもしれませんね。
 
 
 
ただ麺は違います。

つるつるしこしことしてコシがあるんです。
 
金ちゃんヌードル  
さすが自社ブランドで小麦粉を作っていただけありますね。

まあ、腰のある麺の「カップヌードル」を少し優しくした感じだと思ってもらえれば、それほど間違ってはいないのではないでしょうか。

しかしなぜか病みつきになるんです。
 
 
 
この「金ちゃんヌードル」ですが

実はあまり知られていない重大な秘密が隠されているんです!
 
 
それは容器にあります。
 
なんと…。

この容器…。

金ちゃんヌードル  
二重構造になっていて、それがこのようにパッカリ外すことができるんです!!
 
オオニシ
ぱっかーーーん!
 
一体どういうことなのでしょうか!?

まあ恐らく、いや十中八九、いや百パー「保温」と「断熱」の為でしょうけど。
 
 
金ちゃんヌードルの容器は主流の発泡スチロール製ではなく、ペラペラの塩ビ容器のような感じです。
 
一枚だと熱がダイレクトに伝わってきます。
 
 
そのため、二重構造になっているのでしょう。

その方が、コスト的に安上がりなのでしょうか…?

なぜ内側の容器は透明なのでしょうか…?

そしてなぜ取り外せるのでしょうか…??

謎は深まるばかりです…。
 
 
とりあえず、外したままで食べてみます。
 
 
※この容器は脱着可能なフタが着いているんです。

お湯を入れたあと、カポッと蓋をできて大変便利です。

お湯を入れた後、少し移動しなければいけない時でも安心ですね。
 
 
ということで、今回は徳島県人の愛するカップ麺

「金ちゃんヌードル」の謎でした。
 
 
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関東以北の方々も見かけたらぜひ一度食べてもらいたいですね。