【木曽路】奈良井宿の100年前のカレー

再び木曽路へ。
前回は贄川止まりでしたが、
今回はもう少し足を延ばしてまいります。
やってきたのは木曽路で一番大きな宿場町
木曽路に入って2つ目、奈良井宿。
奈良井川沿いを北東へ約1㎞にわたって形成される日本最長の宿場町。
ですが、宿場には今回入りません。
これは奈良井川にかかる樹齢300年以上の木曽檜を用いて造られた木曽の大橋。
渡るだけでも楽しくなる橋ですね。
ランチタイムはその奈良井駅のすぐそば
道の駅「木曽大橋」の駐車場のすぐ隣にある
「カフェ深山(みやま)」。
緑に囲まれた木造の建物で、オープンテラスのある広々としたカフェ。
古い材木を再利用してつくったそうで、歴史の中に、新しさを感じる趣あるお店。
窓も大きく、外から緑の光と涼やかな風が吹き抜ける、心地よい空間。
こちらの看板メニューは「100年前のライスカレー」。
1903年(明治36年)のレシピを再現したそうです。
1903年というと、今から116年前。
ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した年です。
カレーの仕込みは丸5日間かかるそうです。
玉葱をアメ色になるまでじっくりと炒め、牛肉、数種類の野菜、オリジナルブレンドのスパイスと一緒にコトコト煮込んで完成。
具材は原型をとどめないほど煮溶けています。
最初、口に入れると辛さはほとんど感じず、味もインパクトに欠けるかな?と思ったのですが、
食べ進めるとごとに感じる、素材のやさしい旨みが溶け出したルーの深い味わい。
その後程良い辛さがじわり。
ゆっくりと日本の洋食カレーとしての歴史を振り返りながら、味わうカレーです。
大盛にしたので、なんとルーが足りなくなるからと、別皿で追加してくれます。
どこか懐かしいけれど、どこか新しい。
まるでこのカフェそのもの。
こちらは「えごまだれ おはぎ」。
お花が添えられています。
緑茶も付いています。
信州産のもちきび、米、えごまを使用しているそうで、とても香ばしく、甘さは控えめ。
体に良さそうなやさしいお味。
えごまの風味がいいですね。
木曽名物の「きゃらふき」も添えられていました。
きゃらふきとはフキを煮込んだもの。
カレーを注文した私にも緑茶をサービス。
それにしてもこちらのお店、
店員さんが親切で温かい。
細やかなサービスに優しい心遣い。
おしゃれなお店ですが、とても和めて落ち着きます。
珈琲もおいしいので奈良井宿散策で疲れたらぜひカフェタイムに。
さるなしソフトクリーム
帰り道、19号で塩尻方面へ。
やってきたのは、前回もお邪魔した道の駅「木曽ならかわ」。
土日を中心に営業している「さるなししょっぷ」。

特産の「さるなし」を使ったソフトクリームが食べられます。
さるなしのジャムがかかっているんですね。
キュウイとイチゴの間のような甘酸っぱさ。

山の果実感のある爽やかさ。
甘いソフトクリームとよく合います。
そんなこんなで、ふたたび木曽路ドライブ、
奈良井編でした。
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カフェ深山(みやま) | |
所在地 | 長野県塩尻市奈良井837-101 |
今回食べたもの | ・100年前のライスカレー ・えごまだれのおはぎ |
※詳しくはお店に直接お問い合わせください。