信州りんごバターキャラメル発売!松本大学、あづみ野食品、ネクセリアが協力
「信州産りんごバターキャラメル」は、松本大学(松本市)、あづみ野食品(安曇野市)、NEXCO(ネクスコ)東日本グループ、ネクセリア東日本関東西支店長野支部が手を結んで開発したそうです。
リンゴを加工した際に廃棄する皮を利用して、開田高原(木曽町)のバターを使った赤いソフトキャラメルで、
リンゴの風味や甘酸っぱさ、濃厚さを感じる逸品になっています。
核になっているのは、農産物の有効活用だとか。
松本大学人間健康学部健康栄養学科の矢内和博准教授の研究室は、廃棄される皮に注目し、食品の素材として活用しようと研究を始め、
1月に「りんごパウダーEX」を開発したといいます。
さらに信州らしさを加えようと、開田高原のバターを使うことになりました。
パッケージもかわいいリンゴのデザインです。
矢内研究室は3年前から、安曇野市の助成金を利用し、規格外のリンゴの果肉を使った「安曇野カットりんご」を開発、ジュースも発売しました。
2017年は3トンのリンゴを処理し、廃棄していた皮をフリーズドライにし、パウダー化する方法を開発したとか。
今回のキャラメルが商品化第一弾になります。
リンゴ、バターの両方の良さが出ていてパッケージもかわいい。風味が口いっぱい広がる、と好評です。
今後は、秋映、ふじなど、品種によるバリエーションを増やすことも検討していくそうです。
廃棄される物に付加価値を付けることで、農家の収入アップにつながるし、雇用もふくらむ、と期待されています。
ティラミスのココアパウダーの代わりに、りんごパウダーを、など提案しながら売り込んでいきたいそうです。
同支部管内の高速道路サービスエリア、東京の「銀座NAGANO」で販売するのでぜひお試しを!