中年のおっさんが初めてヒッチハイクしてみた(1)松本市奈川へ「とうじそば」を食べに行く!
43歳にして初めてヒッチハイクに挑戦!
ずっと若い時からやりたかったこと。
それがヒッチハイク。
映画なんかでよく見かけるあれです。
昔は深夜のバラエティ番組などでよく世界横断なんかやってました。
あの頃は憧れて海外にバックパッカーの旅などをしてみたいと思っていたものです。
ですがなかなかチャンスが無く、気が付けば分別のある(?)立派なおっさんに…。
人生に「やり残し」はしたくない
人生も折り返しを過ぎたら、いろいろ考えることもあります。
親にもよく言われました。
「やりたいことはできるうちに全部やっておきなさい」
そんなこんなで40を超えてからというもの、いろいろな事にチャレンジしてきました。
そして今年の初め。
仲間たちと松本から大阪までヒッチハイクの旅をやろうと企画したのですが、寸前になって僕がまさかのインフルエンザ発症!
中止して車で行くことになってしまいました。
その時は
オオニシ
ラクな企画になって、ちょっとラッキー
みたいに思ったのですが、
心のどこかに引っかかるものがずっとありました。
あの時、「ヒッチハイクをする」と公言したのにできなかったまま…。
うやむやにするのは一番気持ち悪い。
例え形を変えても、妥協してでもやろと思いました。
それも今年中に。
ヒッチハイクでとうじそばを
やるとなれば話は早いです。
さっそく次の週の土曜日にやることにしました。
目的地は「松本市奈川」。
なぜ奈川かというと、これも初めて繋がりなのですが、
僕は結構、松本市のそばを食べ歩いています。
ブログも書いています。
しかし、松本市奈川名物の「とうじそば」なるものをまだ食べたことが無かったんです。
とうじそば自体は市内のいろいろなお蕎麦屋で出しているのですが、
そこはやはり本場で食べたいというのが心情。たとえ味が変わらなかったとしても。
奈川は松本市の西端。
山深い秘境のようなところなんです。
ついにおっさん、道に立つ
そして決行の日がやってきました。
12月中旬の土曜日。
朝の気温は-5度…!
この時期にしてはかなりの冷え込み。
スタート地点は松本インターチェンジの出口。
このインターを降りて、乗鞍や奈川、上高地方面に行く観光の車に拾ってもらおうという狙いです。
すぐそばにはコンビニもあるので、ここに入る車も狙えそうです。
ヒッチハイクの道具と言えばスケッチブック。
これに行先を書くのですが、その場所が問題です。
何しろ一番の観光地である上高地は閉山期。
観光客は行きません。
かといって奈川なんてマイナーな所に松本インターから直接行く車がそういるとは思えません。
考えた末に書いた行先は
「のりくら方面」
果たしてこの選択がどう出るのか??
思った以上に注目される
43歳おっさんが道端でスケッチブックをもってヒッチハイク。
通る車からは投げかけられるのは好奇の眼、いや白い目。
通学中の学生も「ヤバいおっさんがいる…」的な目。
たしかに若い大学生なんかがサークル的なノリでワイワイ楽しそうにやってるのは見たことありますが、
こんな外れで、おっさんが単独でガチハイクしてるのは珍しいですよね。
そもそもヒッチハイクってお金がない若い子がやるものですから。
逆の立場で考えてみました。
車で走っている時に
「がっつりおっさんが、ガチでヒッチハイクしていたら…」
多分、僕は止まらない…。
さあ、そんなヤバイおっさんを拾ってくれる奇特な…、いや優しい方はいるのか??
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「中年のおっさんが初めてヒッチハイクしてみた(2)人生初の??」へつづく