ホンモノの「ちくわ」を食べてみませんか?徳島県小松島市名産「竹ちくわ」が旨い!
徳島県出身の筆者が、信州で広めたいモノが幾つかある。
その一つが「竹ちくわ」。
「ちくわ」と聞いて思い浮かべるのは恐らく…
こういうものだと思う。
普通のスーパーで売っているもの。
ちなみに長野県では『ビタミンちくわ』が圧倒的シェアを誇る。
だが、徳島県小松島市で「ちくわ」というと、このようなものだ。
本当に竹に巻いてある。
もともと竹輪とは、青竹に魚のすり身を巻いて、焼いてから最後に竹を抜いて作る。
しかし小松島のちくわは竹を抜かない。
そのまま売ってしまう。
決してメンドクサイ訳ではない理由がそこにはある。
まだ食べたことのない人はぜひ一度食べていただきたい。
きっと驚くはずだ。
普通のちくわとはまるっきり違う。
まず匂いから違う。
焼いた、すり身の香ばしさに青竹の爽やかな、なんともいい香り。
お勧めの食べ方は…
火で軽く炙る。
本当は炭火で焼きたいところだが、オーブントースターで充分。
熱々になったちくわに、これも徳島の名産品「スダチ」を絞る。
竹輪(ちくわ)は魚のすり身。
スダチと合わないわけがない。
あとは竹を手で持って豪快にかぶりつく。
歯応えがまるで違う。
プリップリどころじゃない。
ブリンッ!!
すり身になった魚が口の中で踊るかの如く。
身はとってもジューシー。
味がとてもしっかいりしており、魚の旨味が濃い。
スダチかけてかぶりつくだけで、ビールが進む。
「ちくわ」の概念がガラリと変わる逸品。
港町・徳島県小松島市の味、「竹ちくわ」。
信州の方々にぜひ一度ご賞味いただきたい。