ホンモノの「ちくわ」を食べてみませんか?徳島県小松島市名産「竹ちくわ」が旨い!

2018年11月21日

 
徳島県出身の筆者が、信州で広めたいモノが幾つかある。


その一つが「竹ちくわ」


「ちくわ」と聞いて思い浮かべるのは恐らく…
 
ちくわ  
こういうものだと思う。


普通のスーパーで売っているもの。

ちなみに長野県では『ビタミンちくわ』が圧倒的シェアを誇る。



だが、徳島県小松島市で「ちくわ」というと、このようなものだ。
 
竹ちくわ  
本当に竹に巻いてある


もともと竹輪とは、青竹に魚のすり身を巻いて、焼いてから最後に竹を抜いて作る。


しかし小松島のちくわは竹を抜かない。


そのまま売ってしまう。

決してメンドクサイ訳ではない理由がそこにはある。


まだ食べたことのない人はぜひ一度食べていただきたい。

きっと驚くはずだ。

普通のちくわとはまるっきり違う。
 
竹ちくわ

まず匂いから違う。


焼いた、すり身の香ばしさに青竹の爽やかな、なんともいい香り。


お勧めの食べ方は…



火で軽く炙る。
 

竹ちくわ
 
本当は炭火で焼きたいところだが、オーブントースターで充分。


熱々になったちくわに、これも徳島の名産品「スダチ」を絞る。


竹輪(ちくわ)は魚のすり身。

スダチと合わないわけがない。


あとは竹を手で持って豪快にかぶりつく。


歯応えがまるで違う。

プリップリどころじゃない。

ブリンッ!!
 
 
すり身になった魚が口の中で踊るかの如く。

身はとってもジューシー。



味がとてもしっかいりしており、魚の旨味が濃い。

スダチかけてかぶりつくだけで、ビールが進む。



「ちくわ」の概念がガラリと変わる逸品。


港町・徳島県小松島市の味、「竹ちくわ」


信州の方々にぜひ一度ご賞味いただきたい。