蔵造りの町並み「松本市中町」が残念すぎる件…。

2019年4月26日

松本市、中町。

松本城から南へ400m。

女鳥羽川を渡り、さらに一本南側の通り。

白と黒との簡潔なデザインの土蔵造りの建物が並び、時代をさかのぼったかのような風景が広がります。


市内を西から東へ抜ける善光寺街道 (北国街道西街道)沿いにあり、主に酒造業や呉服などの問屋が集まり繁盛してきた町です。

再三にわたる火災から守るため、商人たちの知恵で「なまこ壁の土蔵」が造られたといいます。


今では、雑貨店、工芸品店、イタリアン、スイーツ、和食ほか、食の店もたくさんあります。

小さいながら個性的な店がたくさん並んでいて、

ゆっくりと時間をかけて歩いて楽しみたい通りです。

中町

中程には「松本市はかり資料館」。

明治35年創業の竹内度量衡店をはかり資料館にしたもの。


 

松本の代表的な民芸品店である「ちきりや工芸店」。

初代オーナーは松本民芸館の創立者でもある丸山太郎氏。

蔵造りの店内には全国からの民芸品が揃っており、東南アジアの染織布など国外の民芸品とともに所狭しと並べられています。


 

この中町に民芸体験館を作るという構想もあがっているそうです。

多くの民芸品を収蔵・展示している里山辺の「松本民芸館」と差別化を図り、観光客が木彫りや染め物などの民芸体験をできる施設にしたいという考えだとか。

中心街に新しい体験施設ができれば、観光客がより長い時間街中に滞在することに繋がりますね。

 


 

 

中町通りは松本市内でも人気の観光スポットなのですが…

ひとつどうしても腑に落ちない問題があります。

 

休日ともなれば通りは観光客で賑わいます…

 


 




なんということだでしょう。

これほどまでに魅力的な通りが、歩行者天国にならないのです。

 


 

せっかくゆっくり散策したいと思っても車がバンバン入ってきます…。

地元の車は、この細い通りを結構な勢いで遠慮なく走ります。

松本城方面と駅前通りへの抜け道になっているのです。

 


 

これでは風情のある昔ながらの街並みを楽しめといっても無理…。

クラフトフェアや市民祭など何か大きなイベントがあれば歩行者天国になるのですが、通常の週末でも観光客の多い松本…。

せめて土日祝日くらいは歩行者専用にしてほしいと思います。

 
 

中町を真っすぐ進むとイオンモールへと繋がります。

交通量がさらに増えているのは間違いありません。

 


 

観光客はイオンモールより、松本らしい中町を歩きたいはず。

 


 

昔ながらの風情のある町、自動車の渋滞の列や喧騒でその趣を壊したくないと思うのですが…。

中町の完全歩行者天国化を望む一市民の声でした。