【松本市】ソースカツ丼５軒（老舗、蕎麦屋、地元の定食屋さんまで）

2019年7月6日

ソースカツ丼！

県外の方から見れば、とんかつとキャベツを丼に盛っただけじゃん、と思われがちですが、

いやいや、ソースカツ丼にはソースかつならではのソースや揚げ方のこだわりがあります。

ソースカツ丼といえば、伊那や駒ヶ根など南信地域が有名ですが、もちろん松本市にもおいしいソースカツ丼のお店はあります。

ということで、今回はみんな大好き「ソースカツ丼」をどどどん！と５軒まとめました。

老舗とんかつ専門店のソースカツ丼

松本市のとんかつ専門店といえば「かつ玄」さん。


場所柄観光客の方も多く、海外の方おたくさん来られます。

お昼時はいつも満席。

ロースかつや、ヒレカツ、盛り合わせのほか、冬季は大きなカキフライもあります。

いつものように待っている間にはたっぷり三種の小鉢を出してくれます。


野菜を似たもの、お漬物、それからこの時はさらにトマトのシロップ漬けもついていました。

冷たくて、甘くて、夏にぴったり、おいしい。

こんなにたくさん副菜が付いているなんて！

そして運ばれ来ました。

ソースカツどんどん！


おほほ。こんがり感とソースのしみ込んだいい色の上に卵焼きの黄色が鮮やかなビジュアリー。

ソースも特徴的。

さらっともどろっとも違う、ねっとり感。

すりおろし感のあるソースがのっかっているイメージ。

玉ねぎがたっぷり使われているうえにほかにもフルーツなどもはいっているのでしょうか。
酸味が強め。それでいてコクがあっておいしい！

これだけご飯にかけても進むやつです。

そして一口噛むと、おっとこれはミルフィーユタイプ！


薄切りロースを重ねたミルフィーユなトンカツ！

これはやわかい！

中からじゅわりと肉汁あふれてこんがりころも、にピューレで酸味のあるソースと相まって、とっておいしい！

それにしてもすごいねこのボリュームで1000円は安い！

キャベツは少なめかと思いきや、別盛り。

たっぷり野菜も下敷きにできます。

やはり老舗のソースカツ丼はすごかった！

ごちそうさまでした！
 
 
 

移転した老舗の郷土料理屋で特製ソースカツ丼

続いては今年、お城の近くから駅前に移転オープンした「池国」さん。


歴史ある郷土料理のお店で、馬肉料理やすきやき、しゃぶしゃぶなどのほか、

お昼のランチ、そして昔から人気の「特製ソースカツ丼」。

昔の雰囲気も好きでしたが、洗練された高級感ある店内になっていました。


なんだかんだで駅前は便利ですもんね。

まずはポテトサラダをもってきてくれました。

ブロッコリーがたっぷり入っていてうれしい。

で、ソースカツ丼、到着。


おおー。前から変わらないね。

こんがり揚がったいいお色のカツ。

レモンが上に乗る爽やかなビジュアリー。

これは香ばしい！さらりとしたソースがたっぷり絡んでいるにもかかわらず衣がサク！

肉汁あふれてくる～。


しっかり敷かれたキャベツにも甘辛いソースが絡んで、思わず丼ブリングでかきこんじゃいます。

肉質はしっかり噛み応えもあって脂もたっぷり。甘みがいい。

肉のうまみ、ソースのコク、キャベツのシャキ感、ご飯の量、全体的なバランスがいいですね。

たっぷりつけても、辛味がきつくない。

むしろ甘みさえも感じる！

そして食後にはコーヒーのサービス。

こりゃうれしい！


優雅な雰囲気のお店でソースーからのコーヒーで、ゆったりなひと時。

ごちそうさまでした！
 
 
 

蕎麦屋さんの人気のソースカツどん

薄川の土手にある、根強い人気のお蕎麦屋さん「信州家」さん。


蕎麦はもちろんのことソースカツ丼が評判なんです。

店名にも「手打ちそばとそうすかつ」となっているくらいです。

創業より「そうすかつ」と平仮名で表記しているそうです。

民芸調の店内は広くて落ち着きます。


お昼時でしたが、店内ほぼ、９９％サラリーマン。

そしてこちらが「そうすかつ」。


器の蓋から飛び出すほどのボリューミー。

厚切りのお肉、こんがりしっかりめの衣。

サラリとしたソース。、

こちらはソースもお好みでかけられます。

カツは分厚いですが柔らかい。


この脂身と赤身のバランス。

信州産極上ロース肉使用。
脂身が甘い。

じゅわ～。と染み出る肉汁と口の中に旨味がどば～とあふれる。

それをこんがりさっくり、しっかりめの衣がからめとる。

どうやら特注の目の粗いざっくりした生パン粉使用しているとか。
カラッと軽い揚げ上がり
　
そしてこのソース。

さらっとしててさっぱり。

これはソースカツどん専用に作っているんでしょう。

キャベツとご飯にも見事に調和。

さらさらと出汁汁のようにご飯を流し込める！

これはおいしい！
 
 
 

安定のラーメンチェーンでワイルドに合盛りでかきこむ！

お次はちょっと変化球。

長野県のご当地ラーメンチェーンといえば、そうです。

「テンホウ」。


ちょこちょこ動画でもお世話になっております。

麺類や定食が充実していますが、サイドメニューにソースかつ丼もあるんだゼ～。

といことですが、今回はただのソースかつ丼ではなく唐揚げやオニオンリングが合盛りになった

その名も「ワイル丼」。

どうだい？ワイルドだろ～！

半分はソースカツ、そして大きめの唐揚げにオニオンリング。直訳すると玉ねぎの輪。


さあ、がっつりワイルドに行きましょう！

なんならこの上にテンホウの餃子も頼んで載せてもいいんだぜ～。


とんかつに唐揚げにオニオンリングというよくばり丼。

やっぱテンホウのメニューは何を食べても映えるゼ～。
 
 
 

高台にあるアットホームな定食屋さんの真心ソースカツ丼

最後はこちら。

松本市の中山という高台にある集落。


そこを通る山麓線沿いに、昔からある地元の定食屋さん。

「豊作」。


手打ちそばもおいしい。

ソースカツどんも評判がよく、お昼時はお客さんがたくさん。

時間をずらしたおかげで、ゆっくりとお店の方とお話できました。

最初に、これはサービスなのかな。


今朝採れたばかりというキュウリに、自家製の山椒味噌をつけてもってきてくれました。

シャッキリきゅうりにちょいピリな山椒に、甘いお味噌。

これは爽やかなおいしさ！

結構たっぷり出してくれましたが、

ポリポリ進んじゃいました。

お母さんが優しくて、癒されます。

で、ソースかつ丼。


蓋を開けると…！

この照り。ソースがたっぷりしみ込んだ光輝くビジュアリー。

いい香り！

適度な厚さの肉が、こんがり！

これだけソースが絡んでいてもしっかりとカリ感がある。

香ばしい。これおいしい！！

お米も粒が立ってて、やっぱこういうところのお米はおいしい。

衣がカリっ、そんでこの甘辛いソースがたっぷり。

シンプルな見た目ながら、なんとも味わい深いいっぱい。


味噌汁の具がこんなにたっぷり。

おふくろの味噌汁って感じです。

それにしても、お店の方、おかあさんたちがとってもやさしい。

なんだか実家に帰ったようにくつろげます。

ごちそうさまでした。
 
 
 
そんなこんなで松本のソースカツ丼５軒でした。

他にもまだまだありますから、またやりますね！

ありがとうございました。
 
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※2019年7月時点の個人的な食べ歩き記録ですので、情報が異なる場合がありますがご了承ください。
※詳しくはお店に直接お問い合わせください。